子育てしている人ってプロ野球選手みたいだな
先週まで娘から始まった胃腸炎に家族全員が苦しめられていました。
娘の嘔吐・下痢から始まり、胃腸炎になると娘を保育園に預けられない→奥さんか自分どちらかが仕事を休んでお世話をする→メイン対応で頻回に汚物処理などしていた奥さんが体調を崩す→奥さんは体調不良で仕事を休み、自分が有休取得で娘の世話をする→自分も感染して体調不良にある、というとてもキツいピタゴラスイッチが見事にはまってしまいました。
しかし、体調が悪くても娘のお世話はしなければならないし、結果として子どもをより不調にさせたり、ストレスかけたりしないことが求められます。調子の悪い日はホントに辛くて、1mmも悪くない娘や猫たちに対してネガティブ感情が向くことも正直ありました(ほんの少しですが)。
そんな中でふと、こんなことを思いました。
小さい子を育てている人ってプロ野球選手みたいだな。
体調が良くなった今、なぜそう思ったのかまとめることにしました。
毎日、調子に関わらず求められるアウトプット
子育ては基本的に親の体調に関わらずすべきことが(保育園など使えない場合は特に)一日中あり、そのクオリティも保たなければなりません(親自身もそうしたいと思っているはず)。
これって、調子が良かろうが悪かろうが安定していい成績を納めることを期待されるプロ野球選手と似ていませんか?
子育てはオフシーズンがないので、そういう意味でプロ野球選手より大変かもしれません。
良い成績が当たり前、少しでもダメだと酷評される雰囲気
プロ野球選手はファンや球団から好成績を残すことを当たり前に期待され、成績が落ちると文句を言われ年俸も下がります。子育て中の人は親族や自分自身から「ちゃんと育てる」ことが当たり前とされている中で奮闘し、少しでも「ちゃんと」できないと指摘されたり自己嫌悪に陥ったりします。
数字が明確に出て良し悪しがわかるプロ野球選手よりも「ちゃんと育てる」ことがハッキリしていない子育ての方がシビアな環境では?とも感じます。当たり前にのハードルも高すぎるというか…
最近はプロ野球選手だってフル出場せずに役割分担しながらプレイしていますが、親は毎日フル出場の鉄人ですからね(自分の意思に関わらず)。それだけでしっかりやっているだろうと思います。
でも、決定的に違う報酬
プロ野球選手は良い成績を残せれば、その対価として次年度の報酬が上がります。親は報酬が上がるどころか「ちゃんとした」対応をすることで就業機会が減ったり、保育園やベビーシッターなどのサービス利用に費用がかかったりします。
子どもの健やかな成長自体が大きな報酬でもありますが、周囲や自身の期待や、元気で当たり前感が高すぎるとそれも少し減ってしまうかもしれません。
一流野球選手みたいな報酬をもらってもいい働きをしてるんですよ!みなさん!と全ての子育てしている人に伝えたいです(我が家含め)。
ChatGPTに聞いてみた
個人的に話が盛り上がったので、勢い余って話題のChatGPTにも「子育てをしている親とプロ野球選手の共通点はなんですか?」と聞いてみました。その回答がこちら。
確かにな~と思わされました。ChatGPT凄い!
特に感じたのは子育てはイレギュラー対応が多いので、自己管理力はかなり求められるということと、団体意識を持ちすぎると自分の体調を無視して頑張ることになるのでほどほどがいいんじゃないかということでした。
過度に期待して、育児の報酬を下げることはない!
そもそもプロ野球の野手は3割打てばで凄い!って感じなので、週2-3日くらい普通に子育てしている人たちはスーパープレイヤーと言ってもいいんじゃないでしょうか。もちろん単純比較できないですけどね。
子育てしている人はみんな凄いんです。「適当に育児しちゃってるな」とか「もっと〇〇しなければ」とか感じてガッカリしたり、ご自身の頑張りを無視したりせずやっていきましょう。
最後は自分に言い聞かせているようなコメントでしたが、まとめてみてスッキリしました。
お付き合いいただきありがとうございました!