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利用者さんからいただいた、言葉のご褒美

こんにちは。ぐるんとびーのYTです。
きょうは先日、看護小規模多機能のスタッフから伺った利用者さんとのエピソードをご紹介します。

私の拙い文章では少し伝わりづらいかもしれませんが、ご本人から話していただいた時は、聞いているだけで熱い想いが込み上げてくる素敵なお話でした!!
ぜひ読んでいっていください!!!

半年ほど前、私が受け持つことになった利用者さんは、あまり他人からの介入を快く思わない方でした。
ご本人からも「私は介護もいらないし、人からの介入もいらないの」と直接伝えられ、しかし一方でご家族からは周りとの交流を望んでいると聞かせていただいていました。

最初は話しもできないような状態でしたが、
利用者さんが唯一心を許している人に仲介をいただき、週に数回お弁当を届けることから始めました。

でも中々お家に入ることができず、玄関先だけのお付き合いが数ヶ月続きました。
何が喜んでもらえるお話しだろうかと色々ご提案をし、やっと飼っておられる鳥やガーデニングのお話しから少しずつ会話が続くようになり、看護小規模多機能の施設にも通っていただけるくらいまで交流ができるようになりました。

施設では花壇の整備などを手伝っていただいていましたが、
まだ少し緊張感があったようで他のスタッフや利用者さんとの距離感はある気がしていました。

そんなある日、私と2人で歩いていた時、
知り合いの人から「あら、●●さん!ヘルパーさんとお買い物?」と声をかけられました。
すると、利用者さんは
「違うのよ。歳は離れているけど、お友達なの!」と答えてくれたんです!

初めて受け持たせていただいてから半年間、色々と自分なりに考えてきたことが報われた気がして、その時は涙をこらえることで必死でした。

今では色んなスタッフの方や利用者さんと笑顔で会話も増えてきて、とても安心しています。
あの時の言葉は半年間取り組んできたことへのご褒美だったと思います。
これからもそういった心の交流をどんどん増やしていきたいです。

ぐるんとびーは「地域を一つの家族に」を掲げ、看護や介護の枠組みを超えてひとりの人として地域に入り、困りごとの解決を行なっています。
まだまだ道半ばで色んな方にご迷惑をおかけしつつではありますが、ご賛同をいただける方に協力をいただきつつ活動の幅を広げています。

その中で、こんな言葉をいただいたり、利用者さんの思いをお聞きできる機会があれば、また発信をさせていただければと思います。

引き続きご期待ください!!

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