eラーニングサービス『エンカレッジ』を大幅リニューアルしました!
今日は嬉しいニュースがリリースされた。ぼくが統括しているeラーニングサービス『エンカレッジ』の大幅リニューアルである。
長い時間をかけ、経営やメンバーとともに議論し尽した渾身のサービスリニューアルになっている。今朝、リニューアルの案内がメールが届いたときには、自分の子どもが生まれたような想いが溢れだした。感無量である。
今回のリニューアルでは、とくに、「どのように学びを促すのか」、「どのように学びを成果につなげるのか」にこだわったつもりである。
前者については、スキル診断を標準実装し、自身の強みや弱み、キャリアの志向性などを確認をしたうえで講座選定ができる仕組みを構築した。後者については、学びをいかに業務に紐づけ、改善し、生産性を高めていくかを焦点とし、具体的には、「学んで終わり」を避けるための改善行動促進の機能や学びを現場で試したあとのふりかえり機能である。
これからは人的資本経営の時代である。人材は資本としてさらに重要性を増すだろう。そして、資本としての人材価値が高まったことを確認するために、『エンカレッジ』をはじめとする人材開発サービスは、そのサービス提供後の効果測定が今後もとめられていくだろう。
これまでの人材開発サービスは学習コンテンツそのものや学習時間の長さを価値としてきた。でも、そのトレンドは変わる。学習コンテンツの単価は年々下落しているし、学ぶ人の時間は細切れ化し、まとまった学習時間を確保しにくくなっている。
これからは、いかに短い学習時間で、最大の学習成果が出せるかが重要だ。経営からすれば少ないインプットでより大きなアウトプットを出すのは生産性という観点で当たり前だが、残念ながら人材開発領域ではそのような考え方は定着してこなかった。より多く学ぶことだけが称揚されてきた。
そんなパラダイムを変えていきたいと思っている。
(執筆者:勝又)