【一日一問】スローダウン、そして新しい直観を開く時_リーダーシップ
皆さん、こんにちは。Grounding Lifeの由香です。
今日は自宅にこもり、一冊の本を読んでいました。
『Co-Active LEADERSHIP FIVE WAY TO LEAD』
私がコーチングやコーアクティブ・リーダーシップを学んできたCTI(US)が発行した書籍です。リーダーシップの5つのスタイル(モデル)について書かれている本です。日本語訳はまだ出ていないので英語版ですが、これまでの学びをさらに深めるような内容になっています。
リーダーとは誰か
読書ログのように細かくはかけないのですが(まだ読みかけなので)今日この瞬間読んでよかったと感じるような響きがあったので書いてみます。
まず『リーダーとは誰か』ということです。
ここで言うリーダーは組織マネジメント層や経営層、何かを率いている人、に限定していません。この世界に生き、自分の人生を生きている人、全てです。なので今このNoteを読んでいただいているあなたも、あなたの近くで生きている人も、そして私も。全ての人はリーダーです。
その前提でリーダーシップのスタイルが語られています。
スローになると見えるものがある
4月に入り、コロナによる影響が日常生活にも深く浸透してきました。
3月中下旬からどちらかというとエネルギーがみなぎっていた私ですが、今週は週頭からどうにも『強烈なストップ』が自分にかかるのを感じていました。
何をしてもうまくいかない感覚。
何か人や物、組織とつながりが弱くなっている感覚。手を伸ばしても取ってもらえない感覚。
一人きりになりそうな感覚。
そしてとても疲れ切った感覚。疲労。痛み。
そういうものが途端に自分に襲ってきました。2020年に入って『毎日投稿しよう』と意気込んでいたFBでの投稿もここ3日止めています。
そこにエネルギーがないのです。そして、投稿しても受け取られない感覚を無視できなかったのです。自分の中の何かが『世界に反応している』そう感じずにはいられなかった。
実際は繋がりの深い人がいるし、そこには愛も信頼もあるのに。それでもなお、私は疲れていました。これってもしかしたら世界中がそうかも。
響き渡ったフレーズ
Co-Active Leadership: Five Ways to Leadはとても素晴らしい本なのでぜひお読みいただきたいですが、今日はその中でも『響いたフレーズ』を。
When we slow down and open up our senses, new understanding comes that we just can't access from hustle of our daily routines.We are able to see the big picture and discover patterns and cycles that can lead us to new insight and innovation.
私たちがスローダウンし、感覚を開くと、私たちの日常生活の喧噪からはアクセスできないような新しい理解が訪れます(開かれます)そして、『全体像』を把握し、新しい洞察や革新につながるパターン・サイクルを発見することができます。
これが響いたのは、まさに今私たちが置かれている環境だと感じたからです。猛烈なスピードで生きてきた私たちは『止まれ、緩めろ』といわれています。それが命を守る術だと。
その先に『スローダウンして、直観を開けば、新たな世界が開かれる』そういわれているんだな、と感じました。
新しいパターン・サイクルを試すとき
このリーダーシップスタイルは『Co-Active Leader in the Field』といわれています。この世界全体と共にいる時、私たちは『何か』に気づき、スローダウンし、新たなものを起ち上げることができる。それもまた明確にリーダーの姿だと。そう思います。
私もまた、そのトライをしていこうと思っています。
リーダーのための対話の場『Open Dialog like ”Camp Fire”』を設定したり、CTIジャパン主催のYou Tubeライブに参加したり。
そうやって世界と新たな形で繋がっていこうと思っています。
今日の問い
ゆっくりと呼吸し、歩くスピードを落としたら、どんなことを感じますか。