マンガ「ブルーピリオド」が面白かった〜いい師匠を見つけよう
最近kindleを買い換えましてkindle oasisという上位機種にしました。
画面もキレイでルンルンなので色々と本を読んでいます。
kindle使ってらっしゃる方はご存知と思いますが、結構おすすめ機能が充実してるんですよ。
持っている本に基づいたおすすめ
読書履歴に基づくおすすめ
ほしいものランキングの上位
ベストセラー
などなど色んな角度からおすすめしてくれます。
芸大受験マンガ「ブルーピリオド」
自分のkindleにずーっとオススメで出てきてたのが「ブルーピリオド」でした。
ざっくり言うと芸大受験マンガ。
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
from wikipedia
ものすごく要領の良いリア充の主人公が、
絵を描く(というより言語以外の表現をする)ことの楽しさを知り、
死ぬほど努力して芸大に入るというストーリーです。
(ただいま芸大編突入中)
要領が良かったはずの主人公が天才たち渦巻く芸術の世界に
死ぬほど努力することを武器にして挑むことで、
世界を捉え直したり自分を新たに知ったりします。
いい漫画は大体そうなんですが、言葉が熱いんです。
視点が広がると人生は変わる
その台詞の強さを凝縮したのが登場する先生方です。
高校の美術の先生や
絵画の専門学校の先生も
かっこいい、、、、かっこいいです。
読んでて思ったのが「師匠の大事さ」です。
この漫画で出てくる師匠たちは常に「問い」を発しています。
要領のよい主人公が「いい子でいる」ことはしたいことじゃなかったり、
本音を言うことの怖さとそれが受け入れられた時の楽しさだったり、
自分にはないと思っていた表現すべき世界観が誰でも持つものだと知ったり、
師匠が発する問いが本人には気づきになります。
その気づきはこれまでの自分の世界を少し広げてくれているんですよね。
正しい問いには人を変える力もある
ほとんどすべての人が持っている端末で
正解があるものは調べることができます。
だから「出口」はとても見つけやすくなったのだと思います。
でも「入り口」である問いはどんどん見つけるのが難しくなっているように思います。
安宅和人さんのイシューからはじめよにもあるように、
解決すべき正しい問いでないと多くの無駄を生じることになります。
問いを立てられるようになるにはどうしたらいいんだろうと考えると、
自分の世界を広げるしかないんですよね。
自分の中にないものは問えないので。
だから自分の世界を広げてくれる良質の問いだけが、
自分で問いを作るためになってくれるのだろうと思います。
そういう良質の問いをくれる師匠を得て、
世界を広げていくのはいいなぁと思いました。
きっと師匠は人だけじゃありません。
本や記事、音楽や芸術も師匠になってくれるのだと思うので、
たくさんのいい師匠を作りたいものです。
ブルーピリオドオススメです
ごちゃごちゃ書きましたがほんとおもしろい漫画です。
・青春が好きな人
・仕事で頑張っている人
・いい言葉に触れたい人
には特におすすめです!
ただいま絶賛第6巻まで。
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