Mission 15 絶対に幸せになれる方法は存在する!
そういえば、なぜ私が今トラウマのケアにチャレンジに駆られているのか、ちゃんと書いたことないんでは?
と、ふと気がついたのですが、まあ、苦しいからですよね、現状が!!!
なぜ今までそこをふんわりさせてきたのかといえば
「もし本当に治療を必要としている方が読んでくれた時、専門家ではない私には下手なこと言うとまずくないか」
という思いと、
「家族や周囲の人の、プライバシー暴きまくりの悪口になっちゃう気がする」
ということ、
そして専門用語すぎて自信がない、、、という部分がありました。
しかし専門家、登場!
心理学者の名越康文先生。
ここまでスパッ!と言っていただくと気持ちいい。
無意識に支配された人からは距離を取れ!
SNSなどで固執して攻撃してくる人を例に挙げていますが、そういう人に出会った時はとにかく避ける、距離を置くべき、とお話しされています。
なぜならその怒りは、私たちに向けられたものではなく、結局はその人の幼少期にあるから。
原因は、親ってこと、ですね…
ずばっ😱 瞬殺。
怒っている時って、目の前に今ある怒りが、どれほど理不尽か、自分の言っていることがどれほど論理的に正当性があるか、どんどん頭の中に理由が湧いてくるじゃないですか。
でも本当はそれ全部、ダミーだということ。
本当は物事に、善悪はないのです。
ある出来事を「悪」だと感じビリビリと怒りを感じるのは、その人の心の傷が反応しているだけなのです。
ダミーだと気がついて、その怒りから離れることが大切なんだけど、怒りにはまりこんでしまうとそれが難しいんですよね。
なぜならその大元こそが、「トラウマ」だから。
トラウマに向き合うというのは、本人が自覚している以上に壮絶な恐怖です。
名越先生も動画の中でおっしゃっていますが、「私〇〇がトラウマで。。。」なんて語れるようなトラウマは、実はトラウマじゃないのです。
もっと奥の、自覚できないほど深い根底にある「トラウマ」は、同じような心の傷を持った人を引き寄せ、繰り返しその人が一番体験したくない幼少期の苦しみを体験させます。
それを、トラウマの再上演と言います。
簡単にいうと、虐待にあっていた人に限ってなぜか大人になってDV男につかまってしまう、というようなことです。
では、そのトラウマの再上演はなぜ起きるのでしょうか。
不幸な星に生まれついた人は一生、幸せにはなれないのでしょうか?
そんな不公平な!!
結論から言うと、もちろんそんなことはありません。
トラウマの再上演が起こるのは、過去に押し込めてしまったその傷を、もう一回味わって膿を外に出させるためです。
わたしたちは、記憶の上では「それ」を忘れてしまいます。
忘れないと、生きていかれない。だから何層にも厳重に蓋をして封印してしまう。
だけど膿はそこにある。腐って異臭を放って、そこにある。発酵し、爆発寸前なのに、私たちは気づかない。
心は私たちを楽にしたくて、心を解放したくて、私たちに嫌な出来事を引き寄せてくるのです。
私たちの心は、泣きたくなるほど優しい。
それは一言で言って、愛です。
ある日、「今からラスボス(結構キツイ出来事)行きますよ〜!頑張ってくださいね〜!」と頭の中に連絡が来たことがあります。(怪しい?)
しょっちゅうそんなこと起こるわけではありませんが、ごくごくたまーに、よっぽど緊急事態!というとき、私にはそんなことが起きることがあります。
(多分みんなあると思いますが、それを、嫌な予感、とか直感とか、なんとなくピンと来た、という言葉に置き換えているだけと思われます。)
さて今から思うとそのラスボス、全然ラストではありませんでしたが確かにラスボス級に強烈ではありました。
その時、混迷から救ってくれたのが、こちらのAyakoさんの動画。
関野あやこ youtube
怒りにまみれている時、わたしたちは苦しみ悶えますが、頑張ってまずはそこから離れること。
Ayakoさんはその怒りにまみれている状態を、フィルターがかかった状態、と表現されるのですが、結局そのフィルターも、それを味わいたくて生まれてきた、自分で好みのものを選んでいるんですよ、と説明されています。
病気、孤独、金欠、理解されない、愛されない、自分だけ損をする、自分だけ排除される、暴力、馬鹿にされる、無視される、、、、
「それ、好みのやつ💖クスっ」
この世に苦しみは数あれど、この可愛いお声で笑われてしまうと、わたし今、本気で苦しんでるんですけど!って悶絶します笑
自分がどのようなフィルターを持っているかを一つ一つ理解して、それが幼少期のどんな体験と結びついているかを発見できれば、そこから解放されることができます。
頭で理解できていれば実践できそうなのに、難しい。。。
その苦しんでいる状況を、本当は心の奥底で望んでいる、引き寄せている自分のカラクリに気がついて、それを笑えるところまで持っていくこと。
この状況が悪い、相手が悪いと、叩きのめしたくなるし、論破したくなる。自分の正しさを、自分の被害者性を証明したくなる。
そこから離れるのは根性が要りますが、でも、それができた時、ぱあっと世界は広がります。
トラウマを根治し、心の傷から解放されたらどうなるのかを考えると勇気が湧きます。
トラウマが完全になくなると言うことはないのかもしれません。
でも今よりずっと、楽になることはできる。
それは本気で苦しんできた人にとって史上最高に幸せなことです。
少なくとも私たちがそれぞれ、「これだけは絶対に二度と体験したくない」と思っているような一番辛い出来事を無自覚に引き寄せることはなくなるのですから。
それってまるで、巷でいわれている、5次元世界のようですね。
幸せになることは誰にでもできる。
方法は必ずあります。
少なくともこうして方向性が分かっただけでも、私には十分、希望です。
闇雲に苦しんだ日々に比べれば、あとは頑張るだけです。
澤野大樹さんの公式サイトから。
覚悟がないと読めませんが、深ーく突き刺さります。
風の時代はオートマティックにやってくるわけじゃない。
5次元は甘くない。
つまり結局は、ここを通過しないと私たちは先に進めない時代に突入したのです。