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hiroshitoda
読書記録 「 推し燃ゆ 」
題:推し燃ゆ
著:宇佐美りん
出:河出文庫
年:2023年7月
1.TikTok世代のキャッチー・イン・ザ・ライ
→青臭い気持ちの生々しい表現
→疾走感、止まらずに駆け抜ける感
→学校、家族、バイト先のままならさ
→日本的小説のほの暗さ
→スラング会話のリアル感
→高校中退とおばあちゃん家の一人暮らし
→主人公の情景描写と体の感覚の自覚
→普通である自分と普通じゃない自分
2.推しがいなくなる
→子役から追っていった孤独をまとった推しアイドル
→救われているのか呪われているのか
→インスタライブの生のリアルな情報漏洩
→SNSのバッシング
→デジタルの壁
→何をやってもダメな自分と完璧求める母と努力をする姉
→推しとの世界があるからこそ
3.大人になった
→自意識の明確な粒度の高いさ
→青い青い青い、まぶしい
→時間が経過した、外と交わってきた経験
→自他の境界があいまいさ
→なんも成長していないとこも大いにある
キーワード
推しと友達、ブログでのお姉さん人格、ネットの社会性、アイドルの孤独、一般人になります、元芸能人をひきずる、チケットは安い、普通じゃない自分、普通を願う家族
体は重かった。綿棒を拾った。