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熱量の高いファンを「信者やべえww」⇐この風潮
※お陰様でこの記事でも「うれしいお知らせです!」を頂くことができました。いつも読んで頂ける皆様のお陰です😆
この記事に#ビジネスが当てはまるのかはちょっと微妙ですが(笑)
【以下本文】
さて、今回はタイトルのまんまなのだが、熱心なファンやメルマガ・オンラインサロンに入っている人達を「信者」と言ってバカにする風潮について、一言もの申したい。
まあ私も『【遺伝と環境】実力は努力の結晶なの?』という回でオンラインサロンにどっぷりハマっている人達を憂いたのだがww、何か特定の人物や団体にサブスク課金しただけで信者呼ばわりするのは如何なものだろうか。
アンチ信者思想は「実はそれを笑ってるお前らのほうがずっとやべーぞ」っていう危険な考え方なので、その辺りを掘り下げていきたい。
誰かに傾倒するのは人として必要なこと
まずは熱量の高い人達が何かのファンになる時の定義を挙げておきたい。
①.自分が体現したい世界観の先導者である=「こんな世界が欲しかった!」という想いを呼び起こしてくれるコンテンツやパフォーマー
②.現実や自分に対する否定感が強い=現実から逃避したり、現実のネガティブな側面を解消するためにというきっかけ
③.一助を担いたい=自分の存在感を入れ込むことが好きになる理由を作る
こんな所だろうか。いわゆるガチの宗教家と信者の関係になるのは、①と②、ホストとかアイドルが③に当たるのだろう。
ぶっちゃけ生きることは中々にしんどい。その中で一時的にでも、「夢を見られるような疑似体験で陶酔感を味わおう」という行為は決して悪いことではなく、いたって人間らしい行為なのだ。信仰の歴史を見ても、人は何か心を託せるものを常に探している。
つまり、好きになることは人間として生きることをラクにしてくれる効果があるのだ。
…まあ映画を作った某オンラインサロン芸人の
「西◯があなたの事を意識します券」※『○○さんが支援してくださったんだ』と◯野が購入者ののことを意識する券。ちなみに1万円!
とかを買っちゃってる脳内パラッパラッパーは、論外だがww
こんな訳で、何かに傾倒している全ての人を肯定するつもりはないが、少なくともアツくなってる人間を見つけては冷水ぶっかける今の風潮は、絶対良くないと思う。次章からはそういう信者警察になるリスクを2つ挙げていきたい。
信者警察のリスク①「行き過ぎた合理性」
自分で書いてて気に入ってしまったので、アンチ信者の皆様を今後は「信者警察」と書いていこうw。
信者警察が熱心なファンや重課金勢に対して一番攻めてくる所は「勿体ない」である。しょうもないゲームに課金して勿体ない、訳のわからないサブスクに入って勿体ない、アイドルのCD何十枚も買って握手?アホかww、といった所だろうか。
彼らの根底にあるのは「コスパ悪い事をするな」。つまり経済的合理性をもっと重視しろという事になる。この合理性が問題なのだ。
私も合理性は大切だと思っている。でも合理性以上に、テンションというかパッションというか気合みたいのは、もっと大切だと思っている。この「熱」「感情」に当たる部分を否定してまで合理性を押し付けるのは、非常に危険なのだ。
合理性は突き詰めたらどこまでも歯止めが効かなくなる。
✅自分がイケメン・美女だったら、それに見合った異性と付き合わないといけない
✅自分の娘が可愛かったら、芸能事務所に入れなければいけない
そして行き着くところまで行けば
✅「そうだ!自分の嫁が美人だったら、週5回はデリヘルで働かせて金銭を得る方が合理性が高い(名案)」
なんて結論に至ってしまう。
これは大げさではなく「感情」を無視すればこういう事になりかねない。そもそも日本人の美徳とする考え方(粋とか謙虚とか)に合理性という考え方は間尺が合わないのだ。
言うまでもないが、自分の奥さんにこんな合理性を強いる人間は、今度は人権警察から徹底的に炎上させられる。「女性蔑視だああああ‼ぶっ殺したるわああぁぁらあああ‼」って⇐情緒が「ひぐらしのなく頃に」みたいになっとるwww
最近起きた出来事で言えば、合理性の頂点みたいなDai◯o氏とかは、「過激な発言が再生数を増やす」という合理性に取り憑かれてしまったんだろうな…。自分では「この発言までは大丈夫」なんてセーフティーゾーンは絶対にわからないのだ。
信者警察のリスク②「負け癖」
続いて2つ目。個人的にはこっちの方が問題だと思っている。皆さんの周りにいなかっただろうか
✅対戦ゲームで負けそうになると途中から「俺、昇龍拳しか使わないから」と頼んでもないのに自らに十字架を課す奴
✅100m走で15mあたりで既に勝てないと悟り、残り85mもあるのに勝手に「国旗持ってウイニングラン」みたいに流し始める奴
本人は「本気になれないから手を抜いた」と思ってるんだろうが、申し訳ないがそれがそいつの全身全霊の本気なのだ。「本気になれないから」ではまく「本気なのに負けるのカッコ悪いから」途中で失速してるだけなのだ。
主観になるが信者警察には、得てしてこういう人間が多いと思える。だからこそ「本気で勝てないのにみっともなく最後まで走ってる」熱烈なファンが許せなくなるのだ。いや「いつかそういう人達が勝利してしまう事が怖い」と言ったほうが正しいか。
スタート15mで諦めてしまった自分を全否定されているようで、許せなくなってしまうのだろう。
まあ信者警察に限らず日本には、こういう人達は多い。こういう奴らが何の挑戦もしないまま大人になって、人を引きずり下ろす事でしか自分を引き立てる事ができずに、狭い金魚鉢の中で同じ金魚をディスり合って共食いしてるんだよね。そりゃあ外資企業に乗っ取られるわ。
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この負のスパイラルが、日本全体で起きてるから結構本気で心配している。その原因を突き詰めると、必要以上にはみ出たやつをSNSでぶっ叩く文化が問題であって、とりわけ目立つのが熱量の高いファンを信者呼ばわりして叩く風潮だったので、問題提議させてもらった。
あくまで本で読んだ情報に過ぎないけど、こんなクソみたいな事してる間にGAFAとかマジで世界征服狙ってんだから、ちゃんとしようぜ日本人‼
……と日本の将来を憂いながら、引きこもりライフを満喫する俺は日本人と理不尽のハーフだなwww
信者を本気で諌めるべきポイント(最後に)
という訳なので、信者警察なんてさっさと卒業して、各々の人生に集中した方が100倍合理的ってものだ。私も基本損得勘定とか合理性に重きを置いて動く人間だ。でもSNSで無意味に熱くなって合理性を押し付ける輩はあまりにも近視眼的過ぎる。目の前の30cmの世界の損得だけで、物事を見すぎるのは結局損なのだと言いたい。
パチンコで言うなら折角勝てる台があるのに、ちょっと店員の態度が悪いからって、キレまくってるおっちゃんみたいなもんだ。別に我々客はその店のご意見番ではない。シンプルに勝てればそれでいいのだ。
静か~に勝てる台で細々勝ち続ければいいものを、こういうおっさんは悪質クレーマーとして、監視カメラで毎日追われるリストに入ってしまうのだ。
「じゃあ大切な仲間が怪しい宗教にハマっても黙って見てろというのか!」という疑問はきっとあるだろうから、最後にその線引きだけ説明しておこう。
信者警察が真に動き出すべきタイミング…それは至ってシンプルで「他人に迷惑をかけた時」に思い切り口を出せばいい。
知人を同じ集団に勧誘する。親から金を借りてお布施するetc…。「人に迷惑をかけるな」というのは日本の座右の銘だと思っている。だからこそ迷惑に関する四字熟語がアホみたいにあるではないか。迷惑千万、厚顔無恥、得手勝手、我田引水、傍若無人…まだまだある筈。
他人に迷惑をかけないというのは日本人の大切な生き方だから、人に迷惑かけた時点で当事者が全力で諌めればいいのだ。
という事で今回はここまで。あっ、もう一個信者警察の弊害を付け足すなら「早死する」ぞ。
昔、三角錐を頭につけたJKと顔の半分が眼鏡の小僧が出てくるアニメで「ツイッターを荒らされたから殺したった」みたいな話があったのを思い出したww。現役信者警察の方はご注意願いたい。近くにサッカーボールが転がってたら、もう入学式の格好した死神は目の前だwww
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