夢
私の夢は、「心と体の総合施設」を世界各国 に造ること。
「心と体の総合施設」とは何かというと、0歳児から上限はなく、誰もが利用できる施設のことで何の為の施設かというと、全ての人が心と体を癒す為の施設です。
具体的には、仕事をしている方や毎日忙しい生活を送っている方には、マッサージやアロマテラピー、ヨガ、瞑想等によって心身ともに癒されてもらいます。
ここまでは最近たくさんあるリラクゼーション施設と同じです。
しかしここからが違います。ポイントは、0歳児から利用出来る総合施設としているところ にあります。 0歳児から6歳児までは心身の正常な発達の為に、読み、書き、計算、道徳、運動、瞑想、 食育の発達に応じたカリキュラムがあります。
6歳児から15歳児まではそれに加えて、基礎学力(国語、算数、理科、社会、英語、情報)・ 基礎体力(体育、季節行事等)のカリキュラムがあります。
基本的に少人数制にし、個々の能力に応じて指導していく為、15歳より早く基礎学力・基礎体力が終わる子もいれば、15歳になっても終わらない子もいます。
その場合、終わるまで指導します。
また、途中から入会した人でも、仕事をしている人以外は必ず基礎学力、基礎体力を必修とします。お年寄りにもしていただきます。
基礎学力、基礎体力が終了した方にはリラクゼーション施設として利用していただきます。
そして、各自が好きな仕事を出来るようにサポートもします。
15歳以降、高校に行きたいなら引き続き勉強して行けばいいし、プロスポーツ選手にな りたいなら、猛特訓をしてそのスポーツに打ち込めばいい。
芸能界に行きたいならば行けばいいし、したいことがないならばとりあえず高校もしくは 大学に行きながら探して、卒業した後いろいろなことにチャレンジしてみたらいい。
こういったことから、総合施設としているのです。
どうして仕事をしている人以外は基礎学力、基礎体力を必修としているかというと、それは癒しの性質にあります。
癒しはただ気持ちいいばかりでは得られません。
例えば、丁度いい温度のお風呂に入っていても、長時間入っていたら皮膚はふやけ、頭はのぼせるといった具合に、日常生活にも適度なストレスは必要です。
仕事もせず遊び回っている人が、リラクゼーション施設に行っても、たいした快感は得られません。
日々の仕事に疲れるからこそマッサージは気持ちいいのです。
ですから、仕事をしていない人には、あえて基礎学力と基礎体力を必修にし、終了したら好きな仕事が出来るようサポートするのです。
勉強・運動と癒しの相互作用で心と体を癒し、引き締め、健全にするのです。
また、仕事を通して分かったことですが、学ぶ力をつけ、自ら学ぶことの楽しさを知ることが出来れば、誰かに教えてもらわなくても自分の力のみで何でも出来るようになります。
これこそまさに生きる力です。この力だけは人から教えて貰ってつく力ではありません。
自分自身で体感し、習得することによって初めてつく力なのです。
この総合施設では、基礎学力、基礎体力を通して、この学ぶ力、すなわち生きる力が自然につくようなカリキュラムになっています。
その為、何歳であっても、どんな方でも、終了したら自ら考えて自分の進路を選択するようになっているのです。
また総合施設としているところにはもう一つ理由があります。
それは世界のどこの国に造っても、言語も文化も風習も関係なく行ける所にするためです。
学校やお店にしてしまえば、文化や風習により受け入れられなくなる所が出てくる可能性 があります。全ての国の良い所を最大限に生かせるようにしたい。そのための総合施設でもあるのです。
ただ道徳を入れているのは、人間として大切なことであることを共通認識し、世界平和を実現させる為です。
全ての国の人々が、何の差別もなく、等しく認め合うことのできる世界。
国も人間もみんな違って当たり前。それを共通認識出来ている世界。
その違いを差別することのない世界。
持っている人は、足りない人に分け与えて当たり前の世界。
みんな同じ人間だからという広い視野で物事を捉えて、国を越えて助け合うことの出来る 世界。
その実現の為には、そういう考えにする為の教育が必要不可欠となってきます
それを伝えるのは、イエス様であっても、お釈迦様であっても、アッラー神であっても、構わないのです。その国々で根付いている神様が、その国々に根付いている宗教や伝統でこれらの大切なことを伝えるべきなのです。
ただし神様は違っても、地球に生きている人間の一人として、世界のため、国のため、身近な人の為に少しでも貢献したい。そう思う人を一人でも多く増やす為に道徳はあるのです。
私はこの「心と体の総合施設」の実現こそ世界平和の実現だと信じています。