とりぷそん モーニング

セカイ系単純作業系工場系おぢです。 この世はモーニングで出来ています。 とりあえず働きたくないです。

とりぷそん モーニング

セカイ系単純作業系工場系おぢです。 この世はモーニングで出来ています。 とりあえず働きたくないです。

最近の記事

八村塁事件と僕の感想

 八村がレイカーズのインタビューで日本代表の体制について批判し、ネットの一部の界隈で話題沸騰している。 インタビューでは若干ぼかしながら話しているため、誰に対する批判なのか不明だったが八村自身のTwitterで一般の人が上げていたコメントを自身でリポストしており、組み合わせてみると批判対象がハッキリしたと僕は思う。 簡単に僕基準でまとめると、バスケ日本代表の監督ホーバスと日本バスケット協会について批判的であることがわかる。 で、個人的にはホーバス監督自身は日本の代表にはあ

    • イライラしたはなしと完全にやる気がなくなったはなし

      イライラするとまともに文章が書けなくなるのかもしれない。 土日に愛と友情についての論考を書いていたのだが、あまりにも上手くまとまらなかった。 なんで上手く思考がまとまらないか考えると仕事へのイライラが原因なのではないかと思い至った。 前回の無意味な穴掘り会議以降全体に周知しようと資料を作ったのだが、これじゃあ伝わらないからとプロジェクトリーダーに何度も資料を突き返された。 その無意味なリターンに半月は要しただろうか。 そもそも年末にかけてはみな個人の業務も多いので、な

      • ある行旅死亡人の物語のただの感想

        積読チャンネルで1番売れた本らしい、ある行旅死亡人の物語。 僕もちゃんと読了したので感想を1つ。 あらすじ等は積読チャンネルがやってくれてるので、そちらに全面的に任せつつ感想を残しておこうと思う。 通読してまず第1に思ったのは、謎に関してはほぼ分からんかったなぁということだ。 この作品では行旅死亡人データベース、身元不明で亡くなられた方の資産等の相続人を探すために警視庁が公表しているデータベース、を記者である著者がなんとなく見ていてるところから始まる。 そこで、3400万

        • 無意味な穴掘って埋める仕事の意味を聞かれる謎の会議

          ブルシット・ジョブという言葉をご存知だろうか? 日本語に言い換えると「くそどうでもいい仕事」と訳されるらしい。 この言葉だけで現代のサラリーマンには「あぁあの仕事か」と、おそらく想像がいくだろう。 この著書の冒頭にこんなことが書いてある 穴掘って埋める、という言葉は僕もめちゃくちゃ好きな言葉だ。 かの有名な経済学者ケインズが発明した言葉で、第一次世界大戦頃のアメリカ不況時に、穴掘って埋めるような仕事でもいいから雇用を促進させよという意味合いで使われたとかなんとか。 穴

          友情にまつわるはなしとあるおじさんの1人喜劇①

          「友情は善き人の間でしか生まれない」 動画で話されたこの一節が、心に深く刺さった。 というのもぼくの職場で演じられた、とある男の1人喜劇あるいは悲劇を鑑賞して、自分の徳を上げなければ友情は得られないという教訓めいたことを感じたからだ。 喜劇を鑑賞して感じた哀れみ、あるいは教訓として善き友を作ることの重要性。 今回はそのことについて書いていこうと思う。 品性の欠片もないおじさんの特徴解説 事件は遡ること約1ヶ月前。 僕とその男が偶然2人で、実験めいたことをしているとこ

          友情にまつわるはなしとあるおじさんの1人喜劇①

          観れば観るほど笑えるスルメ動画

          まず、この動画を観てほしい。 みればみるほど笑えるポイントが変わる天才的コント動画だ。 笑える動画に解説は無粋だろうが、1つくらいなら許されると思うので書いてみる。 村上のホームランを確信したようなゆったりとしたキメ歩行とそれに合わせた実況からフェンス直撃という小ボケと最後の大ボケに繋がる一連の流れは完璧だ。 漫才というか笑いの完璧な構成の具現化、さらにコメントをみて動画を観なおすと違う笑いに繋がる現代アートのような傑作コント。 ときたま見返したくなるので個人的備忘録と

          観れば観るほど笑えるスルメ動画

          笑いについての探究①

          先日論理的な話し方は文化的な背景に依存するという話をした。 そこで改めて思ったのは、日本の論理的自由さは笑いとの親和性が高いと感じた。 欧米的ユーモアとは違う日本的笑いが発展するに至った文化的構造みたいなものを知りたい。 じゃあ、改めて考えても面白いかもなぁと思った。 しかし、改めて考えてみるとデカイテーマすぎるので、1から考えないといけない気がする。 そもそも笑いとはなにか?人が笑う時とはどんな状況、条件か? 面白いと笑いは何が違う? 日本と欧米の文化(言語・論

          笑いについての探究①

          河村勇輝2way契約!マジですごい! 日本バスケの歴史的快挙じゃないか? bリーグはこれから盛り上がりそう

          河村勇輝2way契約!マジですごい! 日本バスケの歴史的快挙じゃないか? bリーグはこれから盛り上がりそう

          ドーナツ事件と汎用性の高いギャグの発明

          とある事件が起こる午後五時過ぎ。 舞台は会社の食堂で行われた部署の垣根を越えた交流を目的とする場。 通称「お茶会」 ほのぼのとした名称とは裏腹に、あれほど残酷な事件が起きるとこの時の純粋な僕は夢にも思っていなかった。 その残酷な事件のキーワードになってくるのは、ドーナッツ。 みんなよく知っているミスターのドーナッツである。 そんなドーナッツ食い放題と言わんばかりのチラシに我々現場作業チームは目の色を変えた。 我々肉体労働者は常に糖分を欲している。 荒くれ者の製造チーム

          ドーナツ事件と汎用性の高いギャグの発明

          パーティーが終わって、中年がはじまる

          やられた まず、最初に思った感想はそれだ。 今週の積読チャンネルで取り上げられた「パーティーが終わって、中年がはじまる」を近々読もうと思っていたのだ。 近所の図書館に蔵書されてるじゃん、借りて読もーっと思っていた。 でも、すぐには読めず予約だけして待っている状況だった。 そんな矢先、積読チャンネルで紹介されてしまい、冒頭のやられたという気持ちになった。 出来れば読んでから動画観たかったが、しょうがない。 結局動画を観てしまい、ネタバレを感じつつ後追いでこの本を読むことに

          パーティーが終わって、中年がはじまる

          ゆる言語学ラジオ「論理的」は地域によって違うの回が面白すぎた件

          いやぁ、めっちゃ声出して笑った。 めちゃくちゃ知的で普遍的テーマでありながら、それでいて自分ならどう実践するかというミクロなレベルでも考えられて、堀本ブシのコショウでパンチを効かせる笑いも残してる最高の回だった。 たとえるなら、ショーシャンクの空にと水曜日のダウンタウンを同時に観たような可笑しさと圧倒的余韻の同居。 食レポ漫画みたいなたとえを残したくなるほど、いいコンテンツでした。 ゆる言語学ラジオの最新話2話をお暇な方は是非観ていただきたい。 まず、論理的はその地

          ゆる言語学ラジオ「論理的」は地域によって違うの回が面白すぎた件

          わかりやすさの罠?それともつまらなさの罠?

          すげーつまんなかった。 逆になんでこんなにつまらないのか興味が出てくるほどつまらなかった。 ということで、考えろと著者も言うのでこの本を題材に少し考えてみようと思う。 最近分かりやすさって良くないかもなぁ、そういう本ないかな?と思ったらあの池上彰さんが僕のドンピシャである「わかりやすさの罠」なんて本を出していた。 池上彰さんといえば、社会問題を分かりやすく解説してきた人なので、わかりやすさが引き起こす弊害とかを含蓄のある話が聞けそうとワクワクしていた。 まえがきも読んで良

          わかりやすさの罠?それともつまらなさの罠?

          劇場で観てよかったシビル・ウォー

          なんだかよくわからなかったけど、良かった。 とにかく劇場で観れて良かった。 そして、今観れて良かった。 そもそも前情報でアメリカの内戦を描いていて、アメリカ国内でも人気になってるという事以外ほぼなにも知らない状況だった。 で、劇中も詳細な説明もないため、クエスチョンマークばかりの頭で断片的な情報を汲み取りつつ、劇中セカイを把握しようとするがやはりなんとなくしか分からない。 だって、アメリカで生活しているリアリティもわからないし、アメリカの地理感もわからないし、そもそも劇中の

          劇場で観てよかったシビル・ウォー

          なぜ働いていると本が読めなくなるのかの問いと文化的な生活について②

          前回からのつづき この本の解説から本来始める方がいいと思ったが、実際にやろうとしたらめちゃくちゃ面倒くさい。 そもそもググれば簡単にわかることを縮小再生産する行為をやりたくないという僕の素直な気持ちに従いたいと思う。 なぜ働いていると本が読めなくなるのかへの不満 とにかくこの本に抱いた不満は結局なにも言ってなくね?ということだ。 質問しても関係あるんだかないんだか分からないことを言われて、?マークを抱いたまま、ありがとうございましたとなんともえいえない顔をした質問者が

          なぜ働いていると本が読めなくなるのかの問いと文化的な生活について②

          YJという不思議な男 会話とはなにかを考える①

          同期の不思議な男YJ 職場にYJという男がいる。 僕と彼は社食で話す機会が多く、会社に入社した時期も同じ、所謂同期だ。 彼は漫画のキャラをデフォルメ化させて、それをそのまま実写に映し出したような見た目で、初めて会った人でも一瞬で覚えられる特徴を有している。 そんな彼は、信憑性の薄い話を断定的に話したり、文脈を捉えないで話す会話的特徴を持っていた。 はじめの頃は細かく指摘してたが、だんだんとめんどくさくなり、それもしなくなっていた。 その結果、彼の話は話3割くらい聞くつ

          YJという不思議な男 会話とはなにかを考える①

          湊かなえ「ポイズドーター ホーリーマザー」観たら自然と涙が出てきた話し

          いやぁ、素晴らしかった。 この感動を言葉に残すことこそ、僕がやりたかったことの1つなので、語らせていただく。 ところで、WOWOWドラマっていい作品多くないか? 長編小説やるのにちょうどいい長さで調整出来るのがWOWOWドラマのいいところ。 最近はネットフリックスに押されてるかもしれないがWOWOWも頑張ってほしい。 1話がポイズンドーターの娘視点で、2話がホーリーマザーの母視点の湊かなえお得意のスタイル。 3話目以降は違う短編の作品らしいがまだ観てないので分からないが、

          湊かなえ「ポイズドーター ホーリーマザー」観たら自然と涙が出てきた話し