経営者の休み方って?脳をシャットダウン
本日は「経営者の休み方」について、先日体験した胃腸炎を通じて学んだことをお話ししたいと思います。私は最近、経営者ランチ会議に参加する直前に体調不良に見舞われ、その原因が胃腸炎であることが判明しました。この経験を通じて、独立してから1.5ヶ月間走り続けた自分の働き方について、改めて考えさせられました。
休みを取り入れていなかった自分の働き方
独立後、自由な働き方を手に入れた一方で、休みを適切に取り入れていなかったことに気づきました。例えば、昼休みはいつでも取れるという考えがあったため、結局のところ仕事を優先して昼休みを取らないことがしばしばありました。これにより、身体を酷使する状況が生まれ、結果的に体調を崩すこととなったのです。
また、勤務時間についても同様です。妻から「勤務時間を決めるべき」という非常に有益なアドバイスを受けていましたが、それを実行できていませんでした。勤務時間が曖昧なままで、終わりのないような状態で仕事を続けてしまう結果となり、常に脳が働き続けることに繋がりました。PCでいうと、スリープ状態ではあってもOSは起動しファンは動き続けているイメージでした。
経営者の脳が休まらない理由
このような状態が続いた背景には、経営者が「365日、24時間稼働している」というよく聞く話と直結します。会社員と経営者の違いは何だろうと改めて考えたとき、僕の脳を稼働させ続ける原因は「リスク」の違いでした。従業員を雇っているわけではないですが、「事業自体のリスク」は自分で全て背負っています。つまり「リスクを背負っている」という状態は、勤務時間が過ぎても変わらないのであって、常に気持ちがオンの状態になっていたのです。このような状況下では、身体はもちろんのこと、脳が常に働いている状態が続きます。
強制的に休む方法
この問題に対処するために、いくつかのアドバイスをいただきました。その一つが「まとまった休みを取る」という方法です。週に数時間程度の休みでは不十分で、3日間や1週間といったまとまった期間を休むことで、強制的にリセットすることが必要だということでした。
経営者の中にはサウナを利用して、身体的にも脳をリセットする方法を取っている方もいます。サウナなどの身体的にリラックスできる活動を通じて、意識的に仕事から離れる時間を作ることが重要だと教えられました。これによって、脳を完全に休ませ、仕事のことを考えない時間を確保できるようになります。
休息の重要性
この経験から、経営者にとっては意識的に脳と身体をリセットすることが非常に重要であると感じました。忙しい日々の中でも、適切に休みを取ることで、自分自身の健康とパフォーマンスを維持することができます。今後は、定期的に休みを設け、身体的にも精神的にもリフレッシュする時間を持つことを意識していきたいと思います。ほかにおすすめの休息方法があれば是非教えてください。
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