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冷蔵庫の稼働音から、心温まる食卓へ

こんにちは
エシャロットです。

私は機能不全家族で育ちました。

父親は浪費家で
母親はたばことカフェイン中毒
両親は常に喧嘩をしており
母は父から軽いDVを受けていました。
その影響で母は育児に十分に力が注げず(育児というものを知らなかった要因もあり)、実家に帰り別居状態に。
父親が看護師をしていたため、準夜勤の日は私は一人で夜を過ごす事が多かったです。テレビをつけようと思っても、すぐに消してしまい、冷蔵庫の稼働音静かな部屋に響き渡るのがずっと耳から離れなかったのを覚えています。
料理が得意な家庭ではなく、父の料理といえばチャーハン、母の料理といえば卵とじのイメージしかありません。
父親が準夜勤の日に用意してくれていた夕食は、不器用に切られた千切りキャベツ、スーパーで買ったトンカツ、ご飯、みそ汁が、定番でした。

数年がたち、とあるアニメと出会いました。
「お隣の天使様にいつのまにか駄目人間にされていた件」です。
主人公・藤宮周があるきっかけで
隣人の椎名真昼の作る手の込んだ料理を食べることで、日に日に顔色がよくなっていく姿が印象的でした。

このアニメを見て、私は「教養があること」の大切さを改めて考えました。
食事の栄養バランスはもちろん、食材の色合いが精神に与える影響も
大きいのだと気づかされました。

機能不全家族で育った私は、教養を十分に身につけられないまま学生時代を過ごしました。その影響で学生時代は思い出したくないことが山のようにあります。時々フラッシュバックのようなことがあります。

また、体のことを思い彩り豊かな食材を選ぶように考え方が変わりつつあります。

ご覧いただきありがとうございました。

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