70代高齢女子がnoteを書き続けて起こった変化
本日もお邪魔します、凛です。
noteを始めて早1年以上。SNSの世界など右も左もわからなかったおばあさんが、今では毎週こうしてnoteを書くのが日課になっているのだから不思議なものです。
ここだけのお話ですが、実はnoteを書いているときが最もワクワクしています。
他のSNSのように短い文章で情報を届けるのもまた違った楽しさがあるのですが、noteは情景を思い浮かべながら丁寧に語り綴れるところ。
その時の思いや景色をnoteという場をお借りしてみなさんにも「お届けできたらなぁ」と思って、書いています。
さて、本日は70代の高齢女子がnoteを書き続けて感じたことをお話ししていきます。
高齢女子がnoteを書き続けて起こった変化
noteを書き続けることで、高齢女子の毎日は確実に変化していきました。
『今ここに居る自分ではない』『もう一人の自分の目で物事を見られるよう』になったのです。
何か面白い出来事に遭遇したり、時には悲しいことが起こった時にも「このことを今度文章にしてみよう」なんて思っている自分が時間の壁の向こうでメモを取りながら立って見ております。
たとえば最近あった出来事といえば、昨年の暮れにカレンダーを買った日のこと。
購入した日めくりカレンダーを眺めていたら、あることに気づきました。
「あら?満月の日が違うわ!」
慌てて日めくりを(2023年度版は2022年11月には購入しておりました)出して『満月』の日を確認しましたら。
なんとそのカレンダーは『2022年のカレンダー』だったのです。
売れ残っていて、安くなっていたのですよね。
今思えば買った時に「お得になっていたのよ!」なんてじじ様に自慢していた自分が可笑しいものです。
そんな日常の些細な出来事も、こうしてみなさんにお届け出来たらと思うようになりました。「どんな言葉を使って表現したら臨場感を持って伝えられるだろう」などと考える作業が大変楽しいのです。
書くことが遠い存在ではなくなったのだと感じております。
noteで心がけていること
ありがたいことに「凛さんの文章が好きです」とおっしゃってくださる方がいらして。
実は私がnoteを書いている時、筆が止まることがほとんどないのです。大体15分くらいで書き上げております。
それは私が文章を書くとき、頭の中で当時の場所にワープして書いているからだと思います。切り取った写真や絵にそのまま感情を乗せています。形や色、葉の上で風がなびく様子や日差しのあたたかさ。そうしたものを感じたままに表現しています。
そうそう、高齢女子が書いていて一番面白かったのはこのnote。
娘とドライブした日の出来事をそのまま記事にしているのですが、キラキラした麦畑に向かって先輩女子が手押し車を押して帰っていった姿が印象深く。その時感じたことを感じたままに表現致しました。
それから思い入れが深いのはこちらの記事です。
記事の中で、
”本当に「その手」をつかむ資格が自分にはあるのか”
という表現を入れています。
この文章を読んだ方は、20歳なら20歳、30歳なら30歳の方がそれぞれに「自分は資格はあるだろうか」と考えてくださったのではないでしょうか。「資格を掴んでいきましょう」などあえて多くは語りません。
皆さんお一人お一人がそれぞれに想像を膨らませる余白を意識して書いたつもりです。
高齢女子にとってのnoteとは
高齢女子にとってnoteとは『語り』の場。
しかし人様のお時間を頂戴して読んでいただくのですから、一記事一記事、伝えたいことを心に抱きながら書いています。
全体を通してみなさまにお伝えしたいことは、生きるって意外と悪くないってこと。人それぞれの苦労がありますから「素晴らしい」とまではとても言い切れませんが、そこまで悪くはないんじゃないかしら?と綴っているつもりです。
自分の歩いてきた道には足跡が残るわけですが、できればその足跡は真っ直ぐであってほしい。右や左に寄り道することはあるかもしれないけれど、最後に真っ直ぐに山を歩いて登って居たらいいと思っています。
それはまるで、富士山の山頂に輝くご来光を目指しているかのように。
文章を書いたりSNSをしたりするのは、きっとみんな自分の居場所が今どこなのかを確認したいからなのではないでしょうか。そして人がこうして文章を読んだりして知識が欲しいと願うのは「より良く生きたいから」ではと思う毎日です。
これからも、何かひとつでも心に希望が生まれるようなお話をしていけたらと思います。
今日もここをお尋ねくださり、感謝申し上げます。貴重なお時間をありがとうございました。