かきわけてもかきわけても洋服だらけのこの世の中がわたしはとても愛おしい。 洋服はわたしにとって戦闘服でガチガチの鎧であり、リラックスする為の物ではない。小心者でダサすぎる心のうちが見えないように、弱い個体である自分が明日も明後日も生き延びられるように、そういう観点で全てのアイテムを選んで身につけている。 今回はわたしの洋服感(こんな言葉ある?)について存分に書いてみようと思う。 寿命が尽きるまでこの海を泳ぎ切るには、優秀な相棒が不可欠だ。その相棒たちの選び方と付き合い方につ
俗世と切り離された完全にプライベートな一人時間、それがトイレの中だ。この一畳ほどの空間は必ず人の目に触れないよう作られていて、柔らかい椅子なわけでもないのになぜかつい長居してしまう、そんな場所である。断言してもいいが、わたしはトイレの中で過ごす時間が好きだし尊いとすら思っている。まったり。 時たま自分のトイレの中での行動って世間とズレているのではないか?とソワソワすることがある。わたしはこうだけどみんなどーなの?!と聞けるようなライトなことから、文字にするのも抵抗を感じるよ
Sサイズの紺色のキャリーケースを引っ張って歩いた新宿という街。 年季が入りすぎて車輪の音が死ぬ程でかいという事実に、田舎暮らしのわたしはこの街にくるまで気付かなかった。比較対象があって初めて己を知るんだなって新鮮な気持ちになると同時に、気付いたその瞬間から他人からの評価(この場合はキャリーケースのクソデカ音です)が怖くなって、でもそんな怖さを悟られまいと大股で歩いた。自分の矮小さがさらに際立つなと思ったそんな街。 去年買った牛柄のプリントTシャツに、汚さないよう細心の注意を払
なにか書く系に挫折したこと数知れず。 なのにまた始めようとしています、コンマ5です。 どうぞよろしくお願いします。 過去の挫折経験より、凝ったことをしようとすると面倒になってやめてしまうとわかったような気がしていますので、 ・とにかくシンプルに ・つらつらと書き留める ・あまり推敲しない をモットーに書いていけたらと思っています。 noteを始めようと思ったきっかけは、冷蔵庫の中にあった卵パックを見てなにかを思いついたのにそれがなんだったか思い出せないからです。これはもう