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そっと見守る勇気:子どもが創る小さな世界に踏み込まない大切さ

「その子の世界を邪魔しない」

私の子育てのポリシーの一つです。

「何をしているのかな?」

子どもが集中して、何かをしている時、ついそう思って声をかけてしまう事ありませんか?
料理を作っている時に子どもを見ると集中して何かしている時、子どもがカーテンの裏に隠れている時、つい「何をしているのかな?」と気になってしまうのは親心かもしれません。
でも、その瞬間こそが、子どもが自分だけの小さな世界を築いている大切な時間なのです。
私たちがすぐに覗いたり声をかけたりしてしまうと、知らず知らずのうちにその世界を壊してしまうかもしれません。

こんな事がありました。

息子が駅と踏切とたくさんのプラレールで遊んでいました。
本当ならお風呂に入ってないといけない時間で、いつもなら無理やり抱っこして連れていっていたけどあまりに真剣に、そして楽しそうに遊んでいたからどうしようかと悩んでいました。
その時、「そういえばお風呂場にトーマスに出てくるパーシーのおもちゃがあったな」と思い近くにあるトーマスのおもちゃを使って息子に話しかけた、

「やぁこんにちは!僕はトーマス。友達のパーシーとお風呂で泡遊びをしたいんだ。連れていってくれない?」

「いま、電車が来るでーす。踏切の前で待っててね」

言われるがまま、踏切の前でトーマスを待たせると、息子が踏切を開けてくれて、

「はーい、どうぞー!」

息子はそう言ってトーマスを連れてお風呂場に行ってくれ、そのまま難なくお風呂に入ってくれました。

こんな事もありました。

息子は新幹線のシールを青いおもちゃに貼るという遊びをしていました。
「お風呂入ろうよー」と言っても、全く反応してくれない。
うーん、困った、困った。
ここで青いおもちゃをお風呂場に持って行き、
「青いおもちゃがお風呂場にもあったよ!一緒に貼りに行こうよ!」
このように誘ってみると、息子は笑顔でお風呂場に行き、そのままお風呂に入ってくれました。

このような経験から、
その子の世界の邪魔をしない、
何かしてほしいならその子の世界に入ってから。

この事を息子に学ばせてもらいました。

すべてを知ろうとしない、知ろうとするならその世界に入ってみたり、そっと見守る勇気が、子どもと暮らす中で大切なことかもしれません。


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
えいでございました。

W.I.N.S.
(Work, Inspire, Nurture, Succeed)
パパママが家庭でも職場でも自分らしく成功に向かって前進する事を応援しています。

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