気血水の「気」 その2 〜 五行説
気・血・水とは
「気」とは
「気」の性質
(補足)陰陽とは
陰陽と気血水
「気」のはたらき
(1)推動作用:生命活動を促進する
(2)温煦作用:からだを温める
(3)防御作用:邪気から体を守る
(4)固摂/升提作用:あるべき場所に保持する
(5)気化作用:気が運動することによって変化を起こす
目次のここまでを前回書いた。
今回は後編
「気」のトラブル
(1)気虚:気(エネルギー)が不足している状態
(2)気滞:気がカラダの中に滞っている状態
(3)気逆:気が本来の流れに逆流している状態
それぞれの特徴を表にまとめてみた
「気」の作られ方
作られ方は大きく2種類に分けられます。
・先天の気
父母より受け継がれ、生まれた段階でほぼ総量が決まっている。【腎気】
・後天の気
①水穀の気:飲食物を消化吸収して作られる。【脾胃の気】
②清気:肺が自然界から呼吸で吸い込んだ空気から作られる。【肺気】
「気」の種類
三焦:全身の気や水液を全身に巡らせ、各臓器を栄養したり調整したりして働く臓器
「気」の流れ
正常な気の流れ方 = 昇降出入
昇・降:上⇔下の運動
出・入:表(体表)⇔裏(内臓)の運動
気機調暢:昇降出入のバランスがとれていること
気機失調:昇降出入のバランスが崩れること
気機失調には、以下のようなタイプがあります。