【勝手な詩】　つながり

すべては糸、無限の蜘蛛の巣に
ぼくらは飛んで、転んで、笑いながら繋がる。
6つの瞬間、6つの手、6つの目が結ばれる、
知らぬ顔が知っている夢の中で。

糸は見えない、しかし感じられる、
遠くの声が耳に届く、
いつかの思い出、道の途中で拾った石が、
知らず知らずの間に、家の隅に置かれる。

世界は小さな部屋、鍵穴の向こうに誰かがいる。
その誰かが誰かを知っている、
そして誰かがあなたを知っている。
見えない糸が、ぼくらを紡ぐ。

6つのつながり、点と線が描く、
無限の絵画、終わらない物語。
6次のつながり、ぼくらは踊る、
糸の上で、夢の中で。