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リーダーが機嫌良くいることの意味

こんばんは。埼玉県でデイサービスの運営をしている後藤です。


今日のテーマは、


【リーダーが機嫌良くいることの意味】


についてです。


1.なんで機嫌良くいようと思ったのか?



私は、店舗のリーダーに就任して1年半が経ちますが、未だひよっこです。

ただ、マネジメントをしていく上で、最低限必要なスキルとして、


「いつも機嫌良くいること」


を意識しています。


そもそもなんでそう意識しようと思ったかと言うと、


自分が部下のときにその方が良かったらからです。


病院勤務時代、体育会系の名残がある組織で、上司に報告相談に行くときは、片膝をついて話を聴くのが暗黙のルールでした(義務ではない)。


また、その時の上司は、パソコン作業をしながら聞いており、今思うと下僕のような感じですよね。


「尊重されていない」「大事にされていない」

と感じることがありました。


また、上司は機嫌が良かったり悪かったりしているように「感じた」し、忙しいように「感じた」ので、報告相談に行くのを躊躇したり、怖い上司の場合、報告する場合朝から憂鬱でした。笑



そんなところから、自分が管理職になったときは、そのような想いをさせないことを誓いました。


2.リーダーが機嫌良くいることの3つの効果


実際に、リーダーになり、機嫌よく振る舞うことで、感じた効果大きく言って3つあります。

✅話しかけられやすくなる効果


機嫌がいい人や、雰囲気が明るい人は、おミュニケーションハードルが低く、話しかけられやすいので、【メンバーから入ってくる情報量が多く】なります。


管理職として、メンバーから入ってくる情報量が多いことは本当に大切です。

①重大なミスを防ぐことが出来る

メンバーが小さなミスや疑問、不安を報告してくれるようになるので、

また、不安が大きな不満、不信に繋がる前に、解消できるので、時間的コスト、大切なスタッフの離職を防ぐことが出来ます。


②判断材料が増える


管理職として、色んな判断をすることになりますが、判断する時のリソース(判断材料)が自分だけだと、より良い判断ができません。


合意も得られづらいでしょう。


自分では、考えつかなかったようなアイディアを貰えることで、多面的に考えられるようになります。


③メンバーの内的動機づけの向上

メンバーがどんどん提案・提言・助言をしてくれることで、それを認めて、尊重が出来れば、スタッフの有能感、自律性、自発性が高まり、内的な動機づけとなります。


外から炙られてのモチベーションでなく、自分で火を起こし続けてくれるようになります。


組織へのエンゲージメントも高まり、グッドサイクルが回るようになります。


④成長のスピード感UP


メンバーが気づいたところで、タイムリーに報告・相談してくれることで、組織としての成長スピードが上がります。


もし間違っている場合も早めにフィードバックすることが出来、「聞いていなかった」を防ぐことが出来ます。


また、メンバーに任せた仕事の進捗を把握しやすくなり、身体的・精神的負担をマネジメントしやすくなります。


✅組織感情を良くすることが出来る


雰囲気のいい職場、悪い職場ってありますよね。


だいたいその部署や事業所に入った瞬間に私は分かります。


それで、だいたい雰囲気が悪い組織は、成果も出ていません。


これは、組織感情が影響しています。

*組織感情については、こちらを参照。



ミラーニューロンの効果で、リーダーの感情や振る舞いなどの非言語情報は伝播します。


ポジティブな感情も、ネガティブな感情も感染します。


どうせ感染源になるなら、ポジティブな感染源の方が良いです。


統計はとっていませんが、リーダーが暗い人や機嫌が悪いチームって雰囲気悪いですよね。


✅自分の判断バイアスを磨くことが出来る


機嫌良くいる効果は、リーダー自身にも影響を与えます。


バイアスが磨かれることです。


自分の心のコンディション


とでも言いますか、これが整っていないときは、だいたいバイアスが曇っているので、悪い情報ばかりが集まってくるように感じてしまいます。


起きている事実は、一緒でも、判断バイアスが乱れます。



ストレスも溜まります。


悲観して考えるな、楽観的に考えろと言っているわけではありません。



潜在意識の部分で、ネガティブに判断されやすくなります。


だいたいこういう時、スタッフからの不満も多く出ます。


3.機嫌良くいることの注意点


✅無理に機嫌よくしようとしない


無理にヘラヘラしたり、我慢していると自己肯定感が下がります。

これは辞めたほうがいいです。


ただ、①リーダーは見られていること ②組織感情に影響を与えやすいことは意識しておいたほうがいいです。


意識しているのは、ゴムの状態=弾力がある状態を作ることです。


勘違いされやすいですが、


機嫌良くいよう!ポジティブでいよう!


と思うと、テンションを上げようとする人がいます。


テンション=張り を強くしすぎると疲れます。


ゴムの張りを強くすると、緩んだときに、使えなくなりますよね。


そこで、私が実践しているのは、この3つです。

1.目線を上げること
2.笑顔でいること(口角を上げ、目尻を下げる)
3.朝の挨拶を元気に

これだけで、機嫌が十分良く見えます。


中田敦彦さんのyoutube大学でも言ってましたね。




最初は違和感があるかもしれませんが、直に普通になってきますよ。




4.まとめ


今回は、リーダーが機嫌良くいることの意味について考えてみました。

まとめると

✅自分の経験から、上司が機嫌がいいと気持ちよく働けるから
✅機嫌良くいることの3つ効果
⭕メンバーから、話しかけられやすくなる
⭕組織感情がポジティブになる
⭕自分のバイアスが磨かれる
組織の成果が上がる!
機嫌よくいるための注意点
⭕無理しない
⭕簡単にできることから始める
①目線を上げる ②笑顔でいる ③元気な挨拶



リーダーの在り方で組織が変わると思っています。


機嫌を良くして、成果をあげましょう。









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