MOS Excel 独学10時間で合格する方法
土曜日にMOS Excel 2019 エキスパートを受験して合格しました。スペシャリスト受験の時もそうでしたが、手を付けるまでに時間がかかってしまい、結局手を付け始めたのが試験の2日前という。笑
今回はそこまで時間的に追い詰められた状態で生まれた、MOS Excelの最短合格方法をみなさんにお伝えします。
もともと合格率の高い試験ですが、書店で教科書を読んでみて受験を断念した人もいるのではないでしょうか?
パラっとめくっただけで専門用語が飛び交っていて訳が分かりませんよね。
…安心してください。そんな専門用語の意味なんて分からなくても合格できますし、ちゃんとエクセルの基礎知識は身に付きます。
それにぼくの勉強方法なら、意外と厚い教科書も一切使わないので、本当に取りかかりやすいと思います。
資格取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
合格率と勉強時間について
合格率
■MOS Excel アソシエイト(旧スペシャリスト)
→約80%
■MOS Excel エキスパート
→約60%
勉強時間(独学の一般的な目安)
■MOS Excel アソシエイト(旧スペシャリスト)
→1日2〜3時間ほどの学習時間で1ヶ月程度
■MOS Excel エキスパート
→1日2〜3時間ほどの学習時間で2週間程度
勉強時間(ぼくの実践した方法)
■MOS Excel アソシエイト&エキスパート両方とも
→1日4〜5時間ほどの学習で2〜3日!!
勉強手順
※試験日含め2〜3日連続の休みを取れて、10時間ほど勉強に時間が割けることが前提です。
①教科書を購入する
→日経BP・FOM出版のどちらでも構いません。ただ、アニメーション解説が親切かつ丁寧なので、個人的に日経BPをお勧めします。
②CDから模擬試験ソフトをインストール
→このために教科書を買います。後は教科書使いません。合格したらメルカリで売りましょう。笑
③模擬試験1〜5を解いていく
→模擬試験を1つずつ潰していきます。最初は分からないところだらけなので、都度アニメーション解説を再生して見様見真似で解いていきましょう。合っているかどうかの確認も必要なので、正否判定機能も必ずONにしておきます。
ここで最も重要なポイント。
1つの模擬試験を1週したらすぐに2週目に入ります。そして2週目は解説と正否判定を行わず、本番と同じように試験を受けてください。
分からない問題や不安な問題はフセン機能を利用してチェックして、後で分かるようにしておきます。2週目が終わったら採点して、間違っていた問題を解説を見ながら全て解いてください。
これで1つの試験が終了です。1週目に1h〜1.5h、2週目と間違えた問題の復習に0.5h〜1hほどかかります。
※個人差があるのでその点ご了承くださいm(_ _)m
④ランダム試験を3回以上こなす
→ランダムに試験問題を組み合わせて出題してくれるランダム試験なるものが備わっていますので、こちらを利用します。採点して間違っていた問題は解説を見ながら解きます。そして合格(正答率70%以上)が連続するようなら及第点です。
ランダム試験は1回0.5h前後かかります。ぼくは3回で十分でしたが、不安な方や時間のある方はできる限りランダム試験をこなしましょう。
⑤全力で試験に挑む!
→安心してください。上記の勉強方法をこなしたのであれば絶対受かります。
勉強のコツ
■2週目をすぐに行う
→人間の記憶の推移を表したグラフ、エビングハウスの忘却曲線によると、人間は覚えたことを1時間後に56%、1日後に74%、1週間後に77%忘れるそうです。なので、このタイミングで復習を行うと記憶の定着率が急激に上がります。MOS模擬試験は1週目に約1hかかるので、すぐに復習することで記憶の定着率が上がります。また、勉強翌日に時間の余裕がある方は、3週目を行うことでさらに記憶に定着します。
■30分毎に休憩を取る
→人間の集中力は30分程度しか続かないと言われています。ただでさえ2〜3日の短期集中で勉強をするので、ぶっ続けで勉強をすると集中力が切れるだけでなく、やる気も無くなってしまいかねません。なので、1週目や間違った問題の復習の際は、30分程度で休憩を取りながら進めていくと良いと思います。
■眠くなったら思い切って20分くらい寝る
→MOSの勉強は実務で携わってない限りマジで訳わからんので、とにかく眠くなります。なので限界だと感じたら思い切って20分くらい寝てください。起きた後の集中力は段違いです。
試験の注意点
■試験官の説明をしっかり聞きましょう
けっこう大事なことです。特に試験の仕様上の注意点は耳の穴かっぽじって聞きましょう。笑
というのは言い過ぎですが、リセットボタンなるものが存在していて、そのボタンを押すと今までこなした問題全てパーになります。
このボタンの取り扱いについて説明がありますので、これはしっかりと聞いておきましょう。あと、試験中は都度ファイルを上書き保存をしてください、と説明があります。これは間違ってリセットボタンを押した場合に復元ができるためです。頭の片隅においておきましょう。
■よく問題を読みましょう
なんだこの問題は!こんなん知らんぞ!?となることがありますが、落ち着いて問題を読み返しましょう。勉強した知識で必ず解けます。
経験上、模擬試験とまったく違う内容の問題は、あっても1〜2問です。勉強してきたことを信じれば受かります。
資格取得することで得られるもの
よく「取っても意味ない」と言われることのある資格のようですが、個人的には大いに意味のある資格だと思ってます。
というのも、合格率は高いですが勉強しないと絶対に受からない(実務でExcel使いまくってるなら話は別)ので、その努力は評価の対象だと思います。
また、MOS 資格を持ってる人は意外と少ないです。なので他人との差別化ができて転職にも有利な資格です。「履歴書に書くと恥ずかしい」などとネットで書かれているのを見かけますが、「持ってないから書けない」の間違いです。笑
マイクロソフトの公式資格ですからね。胸張って良いと思います。
それに、今回10時間という短時間の勉強方法を紹介しましたが、この勉強方法で利用した模擬試験の内容を見返すと、実務でそのまま利用できる表やグラフなどがかなり多いことに気付くはずです。
ぼくも実務で「こういう計算を自動でしたい」「こういう表を作りたい」と思ったときに、この模擬試験からヒントを得て作ることがあります。
そのぐらい実務寄りな資格だという証拠だと思います。
合格後も定期的に復習して、数式やマクロの組み方などを頭に叩き込んでおけば実務で役立つこと間違いなしです!
…長々と書きましたが、以上が個人的にこの資格で得られるものです。魅力的ではないですか?笑
資格取得を検討している方みえましたら、この勉強方法を参考にしてみてください。
絶対に合格できます。
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