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横濱ジャズプロムナードに来ませんか?

またしても連休である。

先日の連休の時にはどこにも行くあてがなかったので、ここに「どこにもいけないときの本」ということで愚痴と本の紹介を書いた。

しかし、今日、私は珍しく午前中から外出した。そう、この連休の私はひと味違うのだ。(明日、明後日はやっぱり何も予定がないです)

というわけで、いきなりくちゃくちゃのパンフレットの画像で誠に申し訳ないのだが、今日はヨコハマをぶらぶらしてきた。ぶらぶらしていたらくちゃくちゃになっちゃったんである。

横浜では毎年この時期になると「横濱ジャズプロムナード」というイベントが開催されている。今年は今日10月12日(土)と明日13日(日)で、もう31年目を迎えます。

私は横浜市民でありながら基本的にみなとみらいや桜木町・関内界隈にはほぼ用事などなく、窓を開ければ港は見えず、田んぼを眺めて日々暮らしているわけだが、それでもこの日のヨコハマがなんとなく好きである。

「横濱ジャズプロムナード」では、4つのホールで有料のライブ公演があるほか、このエリアのライブハウスなどでも公演がある。さらに「みなとみらい」駅付近から馬車道にかけてのエリアに10か所以上の街角ライブ会場が設置され、さまざまな演者がステージに立つ。

アマチュアにしてはやけに腰のすわったおにいさんやら、普段はきっとスーツが似合うんだろうなって感じのお父さんやら、大学のサークルやら、高校の部活やら、なんだかもういろんな人たちのバンドが、なんだかもういろんな会場で、40分ぐらいの持ち時間をぶんぶん演奏していく。

会場の様子もバリエーション豊かで、クィーンズスクエア内や市役所のアトリウムのような屋内空間、横浜美術館前の広場や関内ホールのエントランス前といった屋外など、音の響きも居心地もそれぞれに違う。

聴衆も演奏する身内の応援にきた人たちから、何?今日なんかやってんの?といった感じの通りすがりの人まで老若男女やっぱりもうなんだかいろんな人たちで、私のようにパンフレットを握ったおじさんがひとりでうろうろしているのも、いつもの週末とはちょっと違う光景な気がする。

私は今日、みなとみらいの街をぶらぶらと歩きながら、立ち止まってはたまたま行き会ったバンドの演奏を2、3曲聴いてまた移動するということを繰り返して1日を過ごしていた。そんなふうにして界隈を歩き回るのもいいかもしれないし、例えば横浜美術館前の広場なんかで少しゆっくりするのもいいかもしれないな、なんて思います。

ヨコハマはメディアの露出が多いせいか、なんだかつれなくされたりすることも多い街な気もします。芯のない私などは「う~ん、そうかもなあ」などと気弱になることもあるわけですが、「横濱ジャズプロムナード」の日のちょっとほのぼのした雰囲気と「横浜市歌」にはやはり愛着を感じざるを得ないのでありました。

明日も天気がよさそうですし、おヒマならいかがですか?


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