船の上のブラック企業「蟹工船」を考える。
どうも。宇宙ゴリラです。本日は1929年に小林多喜二が発表した「蟹工船」について考えていきたいと思います。
※この記事は「蟹工船」のネタバレを含みます。
あらすじ「蟹工船」とは、蟹を捕りそのまま缶詰に加工する船のこと。この、蟹工船を舞台に物語は進んでいきます。「蟹工船」の乗組員のほとんどが、お金に困っており蟹工船に乗ってお金を稼ぐことでしか生きていけないような人達が集められます。船の労働環境は劣悪なもので、毎日長時間の労働を強いられます。命を削りながら働く乗組員たちは遂に