錦明印刷工場に職場体験してきました② ーデジタル印刷機についてー
皆さん、こんにちは!!!
錦明印刷さんのブログについて、多くの方から好評を頂けて、
とっても嬉しいです😆💛
今回も錦明さんの職場体験で学んだことを
熱意をもって記していくので、
デジタル印刷の事がわかった!!!
印刷に興味が湧いた!!!
と感じてくれた方は、ぜひ スキ♡ を押してくださると嬉しいです😊✨
それでは、さっそく
印刷初心者が体験を通してデジタル印刷機について学んだや感じた事を書いていきます🔥
印刷に詳しい方には一般常識って思われてしまうかもしれませんが、、😓💦
よろしくお願いします✨
デジタル印刷ってなに?????
それを聞いたとき、
あー、、、うんうんうん
え、でもパソコンのPDFを印刷するとか学校でもコンビニでもできるし、
何が違うの????
何がすごいの????
って思っていました(笑)
結論から言います!
コンビニで携帯の画像を印刷する方法と概ね合っています!!!
じゃ、何がすごいのか?というところですよね🤔
デジタル印刷機のすごいところ
私たちはオフセット印刷機を目にする機会が少ない為、
デジタル印刷機によって何が可能になったのか、何がすごいのかという点が見えにくいと思います。(私もそうでした、、、)
ーそもそもオフセット印刷機って??ー
オフセット印刷機では、
ブラック・シアン(青)・マゼンタ(赤)・イエローのインクをそれぞれ順番に版に付け、それをさらにブランケットにインクを転写し、紙に印刷していきます!
そしてこのオフセット印刷機の特徴は、画質が綺麗で大量に印刷する事ができる✨👏
けれども、
印刷するためには、版を作らなければいけない!という点があります。
つまり、、、
一文字違うだけで版を作り替えなくてはいけなかったみたいです😵💦
今までそれをやってきていたと思うとすごいな~、、
と感心しました。
それと同時に、
オフセットの特徴は “大量に印刷できる” では無く、“大量印刷でなければならなかった” の方が正しいのではないかと思いました。
版の製作の影響で小ロットで印刷すると一つ当たりの製作コストが高くなってしまうからです。
さらに
製作コストだけではなく、大量印刷ゆえの在庫管理・廃棄等のコストや社会の変化を考慮するとあまりにも “無駄” と呼ばれる作業・コストが多かったんじゃないかなと思いました💦
(もちろん、その時に大量の印刷物が必要な場合はオフセット印刷機は最適であると思います!)
例えば、
従来、目論見書は大量印刷され、大量に保管されていました。
しかし、
近年の目論見書の電子交付化により、大量に保管されていた目論見書は不要となり、大量廃棄せざるを得なくなりました。
ある証券会社では、280 ト ン (230万冊)以上の目論見書を廃棄しなくてはいけなくなってしまったみたいです😱
この年間廃棄量は木に換算すると約7400万本に当たります😱⚡
ーデジタル印刷機のすごいところー
それを踏まえて、、、、
デジタル印刷機の凄いところを紹介していきます✨
・小ロット印刷が可能
・画質がきれいになってきた
・商材の目的に合った方法で印刷できる
①小ロット印刷が可能
デジタル印刷機は、
オフセット印刷機とは異なり、
データを直接印刷する為、小ロットから印刷する事ができます!!!
つまり
必要な量を必要な時に、そして一人一人の為にプリンティングする事が可能になったんです!!!
今回このデジタルプリントの適時・適量生産方法を聞いた時、
オフセット印刷機の例で出したような大量廃棄を減らす事が出来るのかなという可能性を感じました!!!
②画質がきれいになってきた
コンビニで画像を印刷したことある人は分かると思いますが、画像が荒かったり、画像の色と印刷された色が違う!!!
みたいな経験をしたことありませんか???
緑は緑なんだけど、この緑とちょっとちがーーーう!!!みたいな😓
近年のデジタル印刷機は画像のきれいさや色の再現度が高くなっており、オフセットと遜色ないくらいになっています!!!
そのため、
錦明印刷さんでは、
ブライダル商材もデジタル印刷機で扱っていて、力を入れています🔥
実際にブライダル写真を拝見しましたが、
汚れ・ヨレは一つもなく、色の再現度・画像の解析度も高くきれいに仕上げられていました✨
製作工程の歴史や特徴を理解した上で商品を見ると、
普段見ている物でも
データからここまできれいに印刷する事ができるんだ!!!
と感動を覚えました!!!
③商材の目的に合った方法で印刷できる
色々な特徴を持ったデジタル印刷機があります。
そのため
商材の目的に合った方法で印刷する事が可能です!
例えば、
先ほど例に挙げたブライダル商材におけるプリンティングの目的は
幸せな瞬間をきれいに、長く、残しておく事。
そのため、費用をかけてでも画質の良いものが要求されます!
それに対し、
本に挟まっているスリップの目的は
バーコードを読み取ること。
画質は要求されておらず、安く・早く印刷する事が要求されます。
このように目的に合った方法で印刷できる事で、必要な量と価値を最適な価格で提供する事が可能になりました!
まとめ
今回の工場体験では、
ここに書ききれないくらいの印刷についての知識をたくさん教えて頂きました。
その結果、
”求められている価値を付随させながら、必要な量を必要な分だけ印刷できる”
これがデジタル印刷機の価値なんだなと理解出来ました!!!
錦明印刷デジタルプリントセンターの皆さん、
本当に色々と丁寧に教えて頂き、ありがとうございました😄✨