錦明印刷工場に職場体験してきました!!!①
デジタル印刷の現場について学びたい!という思いをグーフのパートナーである錦明印刷株式会社さんが受け取ってくださり、和光市にある印刷工場に3日間職場体験をさせて頂きました!!
ありがとうございます(^O^)/
今回はその体験と学びをここに記していきたいと思います!!
よろしくお願いします✨
体験内容(一部抜粋)
製品の梱包
まず初めに、弊社でお手伝いさせて頂いているプリントサービスの製品の梱包をお手伝いさせて頂きました!
という流れで行っていきました。
始めは梱包ミスをしないかとても緊張しており、この作業に慣れるのにも時間がかかってしまいました、、、(-_-;)
というのも、
弊社が出している指示書に見にくい部分があり、1つ1つをしっかりと確認しなければいけなかったからです。
これに対しては、現場の作業員さんからも同じ意見が挙がっていました😓
実際に、
弊社の社員が梱包体験をしている際に、同梱物を忘れてしまうというミスが発生しました。この原因も指示書の ”同梱物有り” の記載が小さくてわかりづらいという点から起きていました。
確かに、常に意識していれば問題ないと感じるものの、
時間を守りながら、誰にでもできる作業に落とし込んでいくには、指示書を改善する必要があると感じました。
ただ、その後は慣れてきて、段々とただの梱包“作業”ではなく、届ける相手は知らない人だけど大切なプレゼントを送る気持ちになっていきました😊
また、私に梱包作業を教えてくださった方も届ける相手への想いをとても大切にしていました。
商品専用ガムテープを使用する際には、絵柄部分をなるべく送り状のラベルに重ならないようにしたり、送り状とガムテープの文字の向きを揃えたりして、お客様が受け取ったときにしっかりと読み取れるようにするなどの配慮がなされていました✨
こういったことは強制されているわけでもなく、相手を思う気持ちから生まれる善意の対応であり、目には見えない細かい対応が商品の”質”を上げているのだなと実感しました。
しかし、
その反面で梱包や緩衝材の多さへの戸惑いもありました( ;∀;)💦
というのも、その製品や量の1つ1つに合った箱が全て用意されているわけではなく、空いてしまった空間に紙や段ボールなどを敷き詰める必要があるからです。
この空白に内箱といわれるものを詰めて、隙間を無くしていきます。そうする事で輸送時に商品に傷がつく可能性が低くなるそうです。
そしてその後、さらに輸送用の段ボールに入れて緩衝材を入れていきます。
このクシュクシュに丸めているのが緩衝材です!
段ボールの容積が増えると、この緩衝材がだいたい2.3枚必要になってきます、、、。
梱包の材料という面だけを見ると、
②から③へのアプローチは必要なのかな、、、?
でも商品箱の価値を守るためにも③へのアプローチは必要なのかな、、、?
などのように、商品価値と梱包の材料という面で葛藤を感じました😭
だって、緩衝材は開けられたらすぐ捨てられてしまいますよね、、、
こんなにきれいな紙なのに!!!
その二つを上手くクリアできる方法はないのかなと思いました。
②封書作業
3つ折りされた紙を封筒に入れ、切手を貼り、のりで閉じるという封書作業を行いました。
その数1000枚 Σ(゚Д゚)💦
紙を三つ折りにする機械はあったのですが、
その後の作業は全て手作業で行っていきました。
枚数に誤差が出ないよう10単位ずつ数えながら、、、、
のりを貼るときは、
手が痛くなるから軍手しな~
と優しい声をかけて頂いきました!
私はご厚意に甘えながら、
そんな、のりの貼り付けで手が痛くなるわけないでしょ~
って思いながらやっていたら、しっかり痛くなりました🤣
最後の方は摩擦で軍手が破けました(笑)
印刷業界の方からしたら、この数を手作業でこなす事は当たり前の作業なのかもしれませんが、初体験の私からすると、ものすごく大変でした、、、。
初めは、印刷職人の方が “のりを貼る” といいう誰にでもできそうな作業に時間を費やしているのはもったいない、、、、と感じていました。
しかし、この経験を通して、
のりの貼り方一つをとってみても、きれいに素早く貼る技術があって、ここの工程までもが印刷業であり、職人芸なんだと感じる事ができました!!!
まとめ
印刷の部分ではデジタル印刷機を使用していますが、その他製本の部分はアナログ的な作業が多く、イメージしていた機械化とは異なっていて意外な点が多かったです。
また、体験したことによって普段気づかなかった箇所にも目を向ける事ができました!!!
例えば、梱包の体験を通して、梱包や緩衝材の多さに驚きと戸惑いを感じた事です。
普段なら私も、しっかりと梱包された郵便物を受け取って、緩衝材はそこら辺にポイってしてしまっています、、、(家の中でです笑)
商品に夢中で、梱包や緩衝材に意識が向いていないからだと思います。
(プレゼントの包装なんかも、開けづらいとビリビリと破いてしまうタイプです、、、😓)
だから、このことに疑問を持てたのも体験を通したからこそで、梱包を行う側になる事で分かる事があると思いました。
またそれは、指示書に対しても同じです。
指示書を送る側からでは、必要な情報を載せる事に注力して、どうしたら相手が見やすく、見落としにくいかまで考えられていない事が多いと感じました。
弊社から印刷工場、印刷工場からお客様など、常に行為を受け取る“相手”を考えて行う事が大切で、それが結果として大きな価値を生むことに繋がると感じる事ができました!!!
次回は、今回載せきれなかったデジタル印刷について書いていきたいと思います!!!!