見出し画像

駅からさんぽ ~番外編 エルマーのぼうけん 後編~

こんにちは。
ぐっでぃテレビのゆっちぃと申します。

駅からさんぽをお読みいただきましてありがとうございます。
今回の駅からさんぽは、前回に引き続き、「番外編 エルマーのぼうけん」後編をお送り致します。

現在、明石市立文化博物館にて、春季特別展「エルマーのぼうけん展」が開催されています。開催期間は2024年3月23日(日)-5月19日(日)となっています。今回、日本語版出版から60周年を記念して原画や資料、100点以上が展示されています。貴重な原画や資料はファンのみならず、挿絵が好きな方や絵が好きな方にもとてもワクワクする展示会です。

今回はその続きになります。

それでは行ってみましょう!

挿絵の魅力は物語の創造をよりよく膨らませてくれるところでしょうか

エルマーシリーズを書かれた作者は、ルース・スタイルス・ガネット(Ruth・Stiles・Gannet)さんです。挿絵は、義理のお母さんである、ルース・クリスマン・ガネット(Ruth・Chrisman・Gannett)さんが描かれたそうです。

シリーズの2巻目 エルマーとりゅう
まわりの落ちているのは落ち葉。。あっ!みかんの皮です!
1950年 見返しのための着装画 細部まで見入ってしまいます
1950年 表紙のための着装画
展示室の風景

平日に展覧会へ行きましたが、エルマーファンの方々がたくさん来場されていました。物語のファンの方も多いと思いますが、エルマーシリーズの挿絵を好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。観覧に来られた方々は熱心に原画を見られては感想を話していました。
日本語出版60周年ということもあって、さまざまな世代の方々が挿絵を見ながら楽しんでいました。

おとなのような言葉が出てくるエルマーにもクスッと笑ってしまいますね
これから始まる冒険のドキドキさが伝わってきます
カナリヤ島で奇跡の再会からぼうけんが始まります
しりたがり病を解決するお宝を見つけました
これは喜びの踊りを舞っているのかな
どんな困難もなるべく明るくみんなで解決したいですね
エルマーがねこに会う雨のシーンのラフスケッチ 確かに出版された挿絵と少し違っています

貴重な資料も展示されていました。
ラフスケッチにイメージスケッチ、作者のルース・スタイルス・ガネット(Ruth・Stiles・Gannet)さん手作りのりゅうの人形も飾られていました。

Island of tangerina と書いてありました、タンジェリン、柑橘類とのこと みかん島ですね 
グーニーズという映画をご存じですか なぜかその映画が浮かびました ワクワクする地図です
年代を感じさせる貴重なスケッチですね
こちらがルース・スタイルス・ガネット(Ruth・Stiles・Gannet)さんが作られたりゅうです かわいいですね エルマーも一緒です
りゅうのスケッチ
シリーズ3巻目 エルマーと16ぴきのりゅう
りゅうが自分の住んでいるそらいろ高原へ向かう途中に・・りゅう発見です!
体が大きくて洞窟を進めないけどおとうさん、おかあさんがいることは確認
助けを呼んでくるまで待っててと伝えるシーン りゅうはボリスという名前
第3巻目も山あり谷ありの物語が待っていますね
ここでもエルマーの知恵が冴えますね
網の間から脱出成功!
等身大?のボリス!かわいい!
お好きな模様のりゅうはいますか 
エルマーと16ぴきのりゅう 表紙のための着装画

エルマーのぼうけんシリーズでの色のかわいさも見逃せないところですね。
原画が展示されていた2階展示室を堪能した後は、1階へ向かいます。

1階入り口にある特大パネル りゅうの動きが可愛いです
こちらではガネットさんの貴重な資料や写真が展示されています
ガネットさんは小さなころから物語を作ることが好きだったそうです
ガネットさん自作の詩や物語集 デザインがとてもかわいいですね
ガネットさんの写真も展示されています
挿絵を描かれたルース・クリスマン・ガネットさんや、この物語を日本に紹介した渡辺茂男さんについても展示されています
かわいい16ぴきのりゅうたちとのアトラクションもあります!

この特大のりゅうパネルは16匹いるので好きなりゅうと一緒に写真を撮ることができるそうです。どなたかがこのりゅうたちでできるアトラクションをされて、正解?!となったその時に部屋が明るくなりました!今だ!とこのタイミングで全員を撮らせていただきました!

エルマーのぼうけん物語を保育園での撮影から知ることができ、それはそれはとても興味の湧く劇だったのですが、今回このような機会に気になっていた物語の原画と貴重な資料を見学できたことがとても嬉しかったです。自分の人生に蓄えができたようです。

ガネットさんは小さなころお話を考えられては、大人の人にその物語も絵も描いてもらっていたそうです。私の子どももよくお話を作って、作っているような想像で適当かもしれませんが、その話をよくしてくれるので私が書き留めておくのも良いかもしれないなと思いました。
子育てにも一つの提案をしてもらったような気がする展示会でした。

次回の記事でお会いしましょう。。



いいなと思ったら応援しよう!

ぐっでぃテレビ 映像クリエイティブLab
読んで頂きありがとうございます。 『映像制作をもっと身近に、もっと気軽に』という思いでnoteを始めました。 noteでは映像制作に関するtipsや話題をはじめ、ぐっでぃテレビの中の人たちによる他愛のないお話まで幅広く綴っていきたいと思います。

この記事が参加している募集