駅からさんぽ ~山陽電車 大蔵谷駅編(前編)~
こんにちは。ぐっでぃテレビのゆっちぃと申します。
今回の駅からさんぽは、山陽電車 大蔵谷駅編をお伝えします。
今回もふらりと散歩してみました。お天気もなんとかもちまして写真を撮り、お店に寄り、海を眺めてきました。
それでは行ってみましょう!
こちらが山陽電車大蔵谷駅です。国道2号線沿いに建つこの駅は、線路と2号線までの幅が狭いのでとてもスリムな駅です。駅出たらすぐに歩いて帰れるというのは便利かもしれないですね。昔はこの場所より東に300mの場所に駅があったそうです。踏切があったそうですが、現在は地下通路が作られていてそこを通って北側へ行けるようになっています。
駅を出て右側、西へ少し進むと国道2号線の交差点があります。
写真は撮ってはいないのですが、この駅沿いに喫茶SAKURAというランチやカフェで利用ができるお店があります。駅のお隣でされているのでとても便利ですね。
道路を横断して、2号線沿いを東へ歩いてみます。ちょうど山陽電車も駅で止まっていました。
この道を歩いたのは、視界が開けていてなんとなく好きな道なのです。道路と線路が並走しているので、周りにあまり高い建物もなく、歩道もあってさらに空間というのでしょうか広く感じるのです。北側を見ると少し小高い山になっていて、住宅の景色なんですが昔からこのあたりの景色が好きなんです。
そういえば、と思い振り返ってみました。ちょうど天文科学館が見えたのでパシャリ。明石市は東西に長い形をした街だったなぁと改めて思ったのです。
さらに歩いていると、大蔵海岸の案内板があったのでそちらに向かってみようと思います。
その下には、「この先舞子方面への横断歩道はありません」と案内があります。これはそのままの意味で、このあたりから舞子方面、北側へ向かう横断歩道がないということなんです。よく2号線は、車で通っていますが、確かに横断歩道は当分なかったような気がします・・。
2号線から少し歩いたところで南側へ歩いて、そこから緩やかなカーブになって西側へ道がありました。少し歩くと神戸学院大学という大学の地域研究センターもあって、「大蔵地域(明石市)の古民家を利用した明石ハウスでは、地域の方々を交え、講演会「大蔵谷ヒューマンサイエンスカフェ」や記憶資料(文書、写真、体験談)の収集、写真展示、講座事業(くずし字解読講座)などを行っています。」とのことでした。明石にはまだまだいろんな活動がされている場があることにとても嬉しくなりました。(おいてあったパンフレットを読んでいたら神戸学院大学地域研究センター明石ハウスの写真を撮り忘れてしまいました・・・)
さらに西側へ進みます。鳥居があったので寄ることにしました。ここは穂蓼八幡神社「ほたてはちまんじんじゃ」です。調べてみると、この漢字で「ほだて」とも「ほたて」とも呼んでいるようでした。
中に入ってみました。この神社は、この近所にある、大蔵八幡本町というところにある稲爪神社を建立した、小千(越智)益躬を祀る神社のようです。のちに、明石藩主・松平直常により「穂蓼八幡」と改称されたそうです。
この神社の案内文です。推古天皇の話も書いてあるので歴史の古さを改めて感じました。秋祭りには神輿を担いでこの神社から稲爪神社まで練り歩くそうなのでぜひ見てみたい行事です。
神社を後にして、さらに西側へ進みます。この辺りの要所の案内板があったので、西林寺へ行ってみることにしました。
西林寺に到着しました。
立派な鐘があるお寺でした。お寺の鐘を潜り抜けて入ったことがなかったのでとても驚きました。このお寺は小説家の永井荷風という方が空襲を避けて明石に疎開した際にこのお寺に泊ったことがあるそうです。
西林寺を後にして進みます。西側へさらに進むと少し広めの道路に出ました。そこから南側へ進みます。
まっすぐ前には松林が見えてきました。撮影日のお天気は少し白く霞がかっていました。そこまで寒くはなかったのですが、日陰に入ると寒かったです。
松林に到着しました。大蔵海岸公園になります。綺麗に整備されていて散歩をされている方、海を眺めている方など思い思いの時間を過ごされていました。
公園の中を進んで行くと、木でできた道がありました。
この道の先には海です。明石海峡大橋も見えました。眺めは最高です。海岸が綺麗で歩きたくなる場所になっています。夏に来ても楽しそうです。また、海の水がきれいです。
と、今回の駅からさんぽはここまで・・。
今回は大蔵谷駅周辺をさんぽしました。私個人的に好きな地形に、歴史ある神社にお寺に街並みにと今回も新しい発見をしました。またその歴史を調べる、伝える、保存する、そんな活動もあったりと自分の知らなかった世界を知ることが出来ました。さんぽっていいですね。文章にすると長くなってしまったので前編、後編に分けてお伝えします。
次回も駅からさんぽでお会いしましょう・・。