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死を生きる。 森永卓郎さんから学んだこと

「10年以内に資本主義は終わるだろう」
仰っている森永卓郎さんについて
今日も引き続き
印象的だったことを書かせていただきます。

「書いてはいけない」という本などで
資本主義の闇を暴いていらっしゃいますが
「言ったら殺される」と忠告を受けたそうです。


でも
余命宣告を受けている末期がんの森永さんは
「死ぬ間際の人間をわざわざ殺す人はいない。
だって殺すってお金もエネルギーもかかるから
言いたいことが言えるのは死ぬ間際の人間の特権だ
と目を輝かせて仰っていました。

私は、「死」ってすごい。
こんなに人を自由にするんだなぁと思ったのです。


そして、東京からご自宅に拠点を移したと言われていましたが
その際に
東京はお金がある人が、教養のない幸せを体験するための場所。
タワマンから外界を見下ろして、ケータリングをして食事をする。
美味しいレストランも掃くほどありふれている。
ただお金が必要

と言われていました。
田舎で楽しむには教養がないといけない。
雲の名前や、花の名前を覚えたり…

と。


確かにディズニーランドなどもテーマパークで
お金を出せば
いくらでも楽しめますが、それは受け身の楽しみ。
田舎の何もないところで
楽しむには、想像力や教養、工夫や知恵など
主体的に楽しもうとする知性が必要かもしれません。


そして、森永さんは若い頃仕事ばかりで家庭を顧みなかったため
二人の息子さんは「うちは母子家庭」と言われて育ったそうです。

それが、末期がんで要介護で
はじめて、今新婚生活のように奥様と一緒に
長い時間を共にされて
「この人と結婚して良かったと思った」と言われています。

余命宣告を受ける前に
「次の桜は見れないかもしれない」と医者に言われたそうですが
それが、見れそうだということで
家族で花見をすると言われていました。
息子さんは「はじめて家族を感じた」と。

今10冊の本を精力的に執筆されているそうで
大学のゼミ生も入ってきたから
もう半年生きたい。
そうすれば
学生にも森永イズムを叩き込める」と仰ってました。


死の間際に
生きる。

森永さんの様子を拝見し
私も学ぶことが多かったです。


死を目前にすると
人は本当に研ぎ澄まされていくのかもしれません。


がんでかなり痩せ細っていらっしゃいましたが、
ただsoul(魂)だけが
光っているように思えました。


以前から森永さんのことは
テレビのコメンテーターなどで
拝見しておりましたが、
今、こんな人だったっけ?
というくらい
いい意味で、
すごく違う、

やせ細っていても
内面のエネルギーが輝いている

森永さんを
拝見した気がいたしました

ヨガの経典にも
「死は偉大」と書かれています。

死は偉大。
そして、
死にカレンダーはない。
(いつ死ぬかわからない)


私ももう少し「死」を自覚した
生き方をしたいと感じました🍀


みなさんは、死をどのように感じていらっしゃいますか?


最後までお読みいただき、有難うございます💐

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