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双極症、社会リズム療法で感じた窮屈さ

こんにちは。
双極症で3度目の休職中、鯵です。

前回のnoteでは社会リズム療法を2週間やってみた気づきについて書きました。

今日はざっくりとした感想や、正直に大変だと感じていることを書きたいと思います。

社会リズム療法では、
①日々の記録
②社会リズム(生活リズムと対人刺激)の安定させること

の2つが大切と言われています。

①日々の記録については、「ココロのリズム」というWebサイトで記録、管理していて、1分程度で入力が終わるため、あまり苦ではありません。
手帳にさらに細かい行動ログを取っているため、比較すると簡単に思えるのかもしれませんが。

問題は②社会リズムの安定です。
これがもう、厄介、大変、退屈(笑)
参考書籍の中で「社会リズムの中でも、最も重要なのは睡眠」と記載されていて、いくつか睡眠リズムを安定させる注意事項がありました。
例えば、
毎日決まった時間に起床すること(休日だからといって朝寝坊しない)
もうこれだけで、大変。

生活リズムが崩れるのは、決まって夜更かしをする週末。以前は飲み歩くのが大好きで、夫婦や友人同士で2軒、3軒と梯子をして、日付を超えることもしばしば。今はほとんど家で過ごしますが、アマプラが待ち構えています。ドラマやシリーズものは本当に危険。「え、次どうなるのー!?」と頭を抱えていたら、エンディングをスキップして勝手に次の話が始まる。「気になる・・・止められない」。はい、日付を超えます。
強固な意志を持たなければ、停止ボタンを押すなど不可能。
もうすぐパリオリンピックも始まります。どうしましょう。

睡眠リズムの安定、そこには自律、自分を律することが欠かせないのです。
(うつ状態、躁状態の方は無理にコントロールする必要はないと思います。あくまで、安定しかけて社会リズム療法をやっている自分に向けてです。)

自慢にもなりませんが、相当自分の気分に任せて生きてきました。
食べたいまま食べ、見たいまま見て、やりたいことはとことんやって、やりたくないことは適当に目を瞑ってやる。
やりたいことをやりたいだけやる。当たり前にやってきた、残業や、飲み歩きや、夜更かししてドラマを見ることなど、これら全てに制限がかかってきたように思います。
とっても窮屈。

ただ、今とても窮屈に思えるのも、自分のリズムが乱れないような生活様式と、刺激をコントロールできれば、もう少しいろいろ挑戦したり、楽しんだりはできるかなと思っています。

この窮屈さ、不便さは、病気を受け入れることとも繋がりが深いと思いました。次回は、「病気の受け入れについて感じていること」を書きたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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