自己紹介:病を乗り越え、私らしく生きられるようになるまで
改めまして、ゆりえです。目に留めてくださりありがとうございます。今日は、私が私らしく生きられるようになるまでのお話をさせて頂きます。
私は、「自分らしく生きられなかった」過去があります。恐らく子供の頃からかな。一見幸せそうな家庭なのに、家族といると何故か苦しい。子供の頃から、両親が抱える悩みに共鳴し、親を助け、所謂良い子で頑張り屋だった私は、肌荒れや冷え、頭痛、自律神経系の小さな不調とは長い間お友達でした。それが30歳出産を機に、自己免疫疾患を発症することになったのです。
私が23歳の頃、妹が癌を患ったのを機に、何故妹はこんな巨大な腫瘍を体に作ったのか、妹を治すにはどうしたらよいのか、気になって仕方なく、栄養学の学びを始めました。おかげで「体に優しい食」を私自身心がけるようになりました。
ですが、食を整えても私の体は良くなりませんでした。いくらオーガニックにしても、いくら玄米菜食にしても。
ついに私は、普通に食べることも、歩くことも、愛を育むこともできなくなりました。体のあちこちが潰瘍だらけで、呼吸するだけで激痛。そして月に何度も発熱し、ベッド生活。少し無理をすると途端に発熱するのです。不整脈も出るようになり、脈が1分間に何度もポンポン飛ぶようになり、夜中もそんな状態ですから眠れないのも当然です。酷い不眠症になりました。体重は37キロまで減少しもうボロボロ。何度も夫と子供にごめんねと謝り、何度も夫と子供にイライラをぶつけました。大切なはずなのに、愛せない苦しみ。この時、両親との関係も崩れ深い歪みができました。自分がボロボロだと家族との愛も感じられないなんて..。
1人ベッドの中、声を押し殺し涙を流す中、思いました。「幸せってなに?」「私の人生ってなに?」と。これは子供の頃からも度々繰り返してきたことです。私のテーマなのかもしれません。ですが、私が不調の中ひれ伏していた時は、今までよりもより深く考えさせられた気がします。
自分の体が蝕まれていく恐怖や焦りは募る一方。サプリ、1日800円する漢方、鍼灸治療、ホメオパシー、色々やりました。なんとかして治したい、の一心。(この治したい欲こそ手放すものだと後になって学びましたが当時は必死でした)
でも、教科書通りに整えているのに、良くならない。
追い打ちをかけるかのように、主治医からの絶望的な言葉。「神経まで蝕む進行性であること。失明の危険性があること。薬はないこと。唯一の薬は笑うこと。」
どうすることもできないドン底になって初めて私は、「生きたい」と強く思うようになりました。むしろそれまでは、私の人生を大切に生きたいと思っていなかったのかもしれません。
自分の体なのに、誰かが治せるはずがない。自分で作ってきたのだから、自分でなんとかするしかない!!そう強く思いました。
当時抱いた恐怖心や不安感は間違いなく生きる原動力、探求する原動力になっていて、再び「何故体はこうなるのか?」「どうしたら良いのか?」疑問が止まらなくなった私は、東洋医学、腸肌免疫学、脳科学、心理学、量子力学、と猛勉強しました。そして、どうすると調子が良くて、どうすると症状が出るのか、自分の体を使って人体実験を繰り返しました。
「身心一如」
心と体は常に一体である。
本格的に整える暮らしを始め、5年が経ちますが、よくやく、心の声が分かるようになりました。長い間、自分の心を置いてきぼりにしてきた私は、頭でいっぱい考える癖がついていて(それもネガティヴに)、自分をヨシヨシすることを怠ってきたのです。それどころかもっとこうしなきゃと鞭を打って、いつだって頑張ってきました。適当、自分勝手、暇、楽、無駄、そんな言葉とは無縁。頑張りすぎだよ、そんな完璧じゃなくてもいいんだよ、自分を大切にしてね、周りからの言葉は響かず、むしろこれが普通なんだがと思っていたらくらいです🤣
でも自分の言葉に耳を向けて、心に目を向けて、体の声が分かるようになった時、体がもの凄く硬くなっていることに気づきました。「あぁこうやって私は自分を苦しめてきたのか」と。今まで通り生きていたらどんどん苦しめてしまう、それも無自覚に。なんせ脳の97%は無意識ですから。だとしたら今までとは真逆に生きる、くらいの感覚なのだなと気付いたのです。
そこからどんどん「自分を緩める」ことに意識を向けました。まずは自分の性質を深く理解することから。どんなことを思考していて、どんな感情を抱いているのか、どんなことを無意識でしているのか。自分のことって驚くほど理解していないのです。そしてどんな自分も全部オッケーと受容していく。とことん自分を甘やかしました。
私は自分に厳しかったのです。自分に厳しいから周りにも厳しくなる。そこで感情が芽生え、ストレスを抱える、当然なのに気付けないものですよね。
自ら地に足をつけ骨で体を真っ直ぐ支え、体が緩みを覚えるにつれ、ネガティブな負債も減っていき、私の体は調子を取り戻していきました。難病であっても、体は自分のもの。自分のことは自分でしか治せないのだと、改めて感じています。
心と体が元気であること、そのベースがあって初めて自分の人生を生きられます。そして、自分らしく生きるからこそ、家族と愛を分かち合ったり、日々の中で幸福感に包まれます。そんなことは当然ですが‥幸せってなに?自分の人生を生きるってなに?って悩んでしまうのが人間らしさですよね。
そもそも人間の脳はネガティヴになるようにできているから、悩みや苦しさを抱えることは自然なことです。そこから大切なことを学ぶためにある。私が自分の体験から強く感じることです。
そしてせっかく生かされているこの命。私の経験が何かお役に立つのであれば、と思い文字を綴っています。正しい姿勢で、脱力を身につけ、触れることで緩むお手伝いをしています。一緒に前を向けられるように、このSNSを通じてどなた様かと繋がれたら嬉しく思います🥰最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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