図書館司書になりたいあなたへ
私は現在大学図書館で働いています。
以前下の記事で図書館の仕事について紹介しました。
今回は実際に働くことを考えている人向けに参考になるような記事が作成したかったのでマイナス面を多めに書きました。結構具体的に書いているので身バレ防止もかねて有料記事させていただきました。
図書館で働くのに向いている人は
です。
まず、図書館の年齢層に関しては40代50代のお母さん世代が多いです。
公共図書館だと定年後のシニア世代も多いみたいです。
自分の職場では若い方が勤務年数2年以内に辞めていってしまいます。
特にいじめがあるとかではないですが、40代50代の方の方が長く続いている気がします。人間関係としては、同じ年代の方が馴染みやすいと感じるので40代50代の方がおすすめです。
後は若かったり、おとなしそうな外見だとクレーマーに合いやすいです。
もれなく私がそうです。基本的には学生さんの利用が多いですが、教員や一般利用の方に難癖をつけられることがあります。私はそれがめちゃくちゃストレスでした。ある程度年齢が高くかつ適度に貫禄のある人がおすすめです。
次にイメージ通りかと思いますが、図書館はお給料が低いです。時給制でボーナスもないため、一人暮らしだとカツカツみたいです。扶養内でゆるく働きたい人や実家暮らしの人がおすすめです。
大学は派遣会社に委託しているパターンと大学が直雇用のパターンがあります。派遣会社に委託のパターンだと毎年大学がどこの派遣会社に頼むかという審査があります。他の派遣のが安い賃金で済むようなら次の年から違う派遣会社に乗り換えることもあります。したがって、毎年無職になる可能性に怯えながら過ごすことになります。
次に大学が直雇用のパターンです。大体1年契約で更新最大5年までという所が多いような気がします。今は数年で転職する人が多いと聞きますが、図書館は求人が少ないため図書館の経験しかないと転職も難しいのが現状です。
私自身も若い内に未経験でも雇ってもらえる所に転職したいなあというのが本音です。
あと実際に図書館で働くことを見据えて資格を取ろうとしている方に忠告です。先に図書館の働き口を見つけましょう。私は約3か月間通学するタイプの講習に参加しました。でも大学を卒業後だったので講習が始まるまでの数か月間と講習に通った3か月間そして中々図書館の仕事が決まらない数か月でだいぶ空白期間ができてしまいました。
また実際に図書館で働かれている方がお休みをもらって講習に参加しているという事実が発覚して、資格がなくても図書館で働けることに気が付きました。もちろん資格を持っていることを評価してくれる職場もありますが、採用の時は経験>資格の所が多いように感じました。
もちろん大学の授業の中で教等と同様に司書資格が取ったり働きながら通信で資格を取るのはおすすめです。ただ図書館で働くために仕事をやめたり、講習に通うことで空白期間ができるのはデメリットが多すぎると感じました。働く図書館を先に見つけて、余裕ができたら通信で資格を取るのがおすすめです。
次に図書館の仕事で苦痛に感じるところを紹介します。
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