息をのむ紅葉絶景|「滋賀」3泊4日琵琶湖一周旅①
紅葉の名所として、多くの方が真っ先に思い浮かべるのは京都でしょう。
私は2003年に京都の紅葉を見に行き、あまりの美しさに感動したことを今でも憶えています。
20年経った2023年11月末、また紅葉めぐりがしたいと計画したところ、偶然ネットで見つけたのが滋賀の紅葉情報でした。
実は滋賀県には紅葉絶景スポットが数多くありながら、京都と違い混雑していないので穴場中の穴場と言えます。
実際に訪れて目にした紅葉の素晴らしさは、京都にも負けないほど感動的なものでした。
日中は太陽に照らされ鮮やかな色彩を放ち、夜はライトアップで幻想的な雰囲気を演出。
今回は「3泊4日琵琶湖一周旅」1日目の見所をご紹介しますので、ぜひ今後の紅葉めぐりの参考にしてもらえたら嬉しいです。
【彦根城と玄宮園】国宝天守と回遊式庭園
1日目は9:30過ぎ東京駅発の新幹線内でお弁当を食べ終え、12:00少し前に米原駅に到着。
すぐに予約していたレンタカーで出発し、30分ほどドライブしながら向かったのが彦根城です。
滋賀観光は公共交通機関でも比較的スムーズにできそうですが、琵琶湖一周となるとやはりレンタカーが圧倒的に便利でしょう。
見所は国宝の天守と、国の名勝に指定されている回遊式庭園の玄宮園です。
彦根城を間近で見た後は、広く美しい庭園での散策が楽しめます。
【多賀大社】滋賀県第一の大社
滋賀県第一の大社として古くから「お多賀さん」と呼ばれ親しまれている「多賀大社」は彦根城から車で20分ほど。
「天照大神(あまてらすのおおみかみ)」の両親である「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」が御祭神で、延命長寿・縁結びなどのご利益があるとされています。
せっかくなので、太閤・豊臣秀吉による奉納で造られた石の反り橋「太閤橋(たいこうばし)」を渡りましょう。
かなりの急斜面のため、おっかなびっくりしつつも楽しみながら渡れます。
【永源寺】1361年開山の「もみじの里」
開山から約650年(2023年時点)の臨済宗永源寺派大本山「永源寺」は「もみじの里」としても親しまれています。
11月23日はちょうど紅葉の見頃となったため、鮮やかな色彩で境内が華やいでいました。
至るところで見られる紅葉はまさに乱れ咲きと呼ぶにふさわしく、夜はライトアップも楽しめます。
【永源寺の動画はこちらからどうぞ】
【教林坊】春と秋だけの限定公開
毎年春と秋の特定期間のみに限定公開される教林坊は、紅葉絶景スポットとして知られています。
聖徳太子によって西暦605年に創建され、特に茅葺きの書院が紅葉に包まれる夜のライトアップは必見です。
3000坪もある境内では神社やお寺とは趣きの異なる景色を、ゆっくり散策しながら楽しめます。
【近江牛レストラン ティファニー】近江牛づくしのディナー
1日目は教林坊から車ですぐの距離にある近江八幡市内で宿泊。
近江八幡駅周辺には宿泊施設と飲食店がそれなりにあり、お店選びに困ることはありませんが、せっかくの旅行で贅沢しないのはもったいない!
滋賀県といえばやはり近江牛ですが、特におすすめしたいのが「近江牛レストラン ティファニー」です。
コース料理の中でも「日牟禮(ひむれ)」は、近江牛の全てが堪能できる最高のコースなのでぜひ楽しんでください。
【近江牛レストラン ティファニーの詳細記事はこちらから↓】
1日目から圧巻の紅葉絶景に魅せられ、これだけでもすでに充実した旅行となりました。
一つ残念だったのは、時間が少し足りず立ち寄れなかった名所があったことや、永源寺のライトアップが見れなかったことです。
彦根から近江八幡の間には他にも見所がいくつかあるので、すべて見て回りたい方は、午前中の早い時間から観光をスタートするのが良いかもしれません。
それでは、次回は2日目の近江八幡で小舟から楽しむ「八幡堀めぐり」や、大津市内に点在する最高の紅葉スポットをご紹介するのでお楽しみに。
【2日目の記事はこちらから↓】