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【うつ病】〝頑張る”の塩梅が少しわかった

「〝頑張る”の塩梅がわかりません。」
カンウセリングで何度も質問してきた。
理由は頑張りすぎてしまうと体調を崩してしまうし
頑張らなさ過ぎるのも自分を責めてしまうからだ。

ある程度の頑張りは小さな成功を生み、自己肯定感をあげてくれると思う。

カウンセラーさんは一つの判断基準として
「今の状態とその少し先の未来の状態を比較してみること」
を提案してくれた。

今頑張り続ければ幸せな状態になれるなら
続けてみるのも良いかもしれないということだろう。

正直、私にはピンとこなかった。
何故なら頑張ったからと言って幸せになれるとは限らないからだ。
不妊治療がそれに当たる。
どんなに頑張っても手に入れられないことがある。

昨夜旦那とサイゼリアに行った。
私はタンパク質(鶏肉)が大好き。
しかし先日血液検査の結果、尿酸値が悪化していた為
本当は大きなチキンステーキが食べたかったのだが、
手羽中4つの辛味チキンで我慢した。
しかも1つは旦那にあげた。
私にとっては苦渋の決断だった。
私は頑張った。

決断したものの
「これからずっと大好きな鶏肉を我慢しなければならないのか」
「帰りがけにスーパーで食べたいものを買って帰ろう」
等と考えていた。

しかし歩いて帰宅していると不思議なことに
「鶏肉少量で我慢できた自分偉くない?」
「せっかく少量で我慢できたのに、ここから何かお腹に入れる必要ある?」「ピザ、サラダ、チキン…結構しっかり食べているよね…」
と考えが変わってきた。

そしてなんと!寝る寸前…
久々に空腹感を味わえたのだ。
常に胃に何か残った状態で寝ていて気持ちが悪かったのを思い返す。
毎晩タンパク質を摂りすぎて就寝中の臓器は悲鳴を上げていたのだろう。

朝、睡眠の質が向上した気さえした。
私は常日頃、睡眠の質に悩んでいた。
いつも「食べ過ぎてしまっている」と自覚はあった。
自覚があったからこそ自分を責めていた。
昨日は鶏肉を我慢出来た(頑張った)自分を賞賛したいと思えた。
そして我慢した先に自己肯定感アップ、睡眠の質向上、
そして体調も良くなるという副産物があった。

今回私がやったのは
〝頑張る前、頑張っている最中に
少し先の未来を想像し頑張るかどうかを決断したこと”

これからずっと頑張り続けられるとは思えない。
時には失敗もすると思う。
頑張れない日だってあるだろうし、頑張らなくて良い日もあると思う。
それでも少しずつ自分に問う練習をしていきたいと思う。

「今頑張る?止めとく?」
何故なら今回、少し頑張ってみて見えた明るい景色があったから。

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