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パートナーとして農業を手伝う⑩<ヒット商品の秘密を学ぶの巻>

トマトブーム、パクチーブーム、アボカドブーム・・テレビで取り上げられたり、キレイな有名人が「毎日食べてます!」って言うとよく売れたり、野菜にもブームがある。突然特定の野菜の問い合わせが増える時は、たいていそういう時(笑)。

受講理由

ブームに踊らされずに、安定の売れる商品(野菜)を作るには秘策があるのか?飽きられずにこたろうファームの野菜を買ってもらえるにはどうしたらいいのか?これが受講理由。

そして、わかったようなわからないようなNeeds とWants。確認のために、リフレッシュ講座も受講。

今回の学び

自分の商品の価値とは。

これが今回の学び。

 まずは、”Needs”と”Wants”に分けて考える。

自分の野菜や商品、今できていること、できていないこと、を表にしてみる。

お客様のNeedsにどれだけ答えられているのか?

お客様のWantsをどれだけ刺激できているか?

そもそも「野菜」は毎日食べる、日常には欠かせないもの。Needsなものですが、どこでも買える日常の野菜をこたろうファームを選んで、わざわざ無人販売所や各委託販売場所に足を運んで買ってくださるお客様がいる。それは野菜がNeeds だからなんだろうか?

以前、うちにお客様の欲しい野菜が無人販売所に無くて、近くの産直を教えたことがある。そしたら「地元なんだから知ってるわよーこたろうさんのが食べたいから、また来るわー」って。

少し遠くから2週間に1回、野菜を買いにくるお客様も何組かいる。ごっそり買って、「また2週間後ねー」って帰っていく。

お友達にお土産に、って月に数回10〜20袋も注文してくれる常連のお客様がいる。

カフェやパン屋さんでの野菜の販売も、もう10年も続けているところは、野菜だけ買いに来るお客様もいるらしい。(できればコーヒーも飲んでって欲しいけど😅)

毎日食べる野菜、でも自分が美味しいと思うもの、自分で選んだものを食べたい。そんな感じなのかな。

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各販売場所には、野菜がたくさん置いてあるわけではない。常温で置いておけない葉物野菜は、無人販売所は無くなったら冷蔵庫から出して補充する。各週末販売場所にも、時には1日2回補充に行く。(近くてよかった😁)

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毎日のNeedsな野菜であり、自分が食べたいと思うWantsな野菜。それがうちの野菜かも。

これに加えて、ギフトな野菜もある。これから始まるトマトギフト。

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これは、那須の赤松で出来た経木を使ったわっぱで、たまたま友人が経木屋さんで。去年の「わっぱトマトギフト」はよく売れた。

これ以外にも¥1000〜¥3000のトマトギフトは毎年出荷の待ちが出る人気ギフト。

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これは間違いなくWants。で、リピート率も高い。

「こたろうさんのトマトを食べると、あー夏が来たなー、って思うのよ」

そう、私もそう思う。お客様に季節を感じてもらう、そんな野菜を届けていきたい。

さて、どう活かす?

ベストセラーを目指すには、「お客様との信頼関係」が大切である。自分の商品の価値を認識して、次も購入してもらえるようにする。期待よりも失望させない。

たまたまこの講座直後に、講座仲間の繭さんが野菜セットを購入してくださった。そして、到着した野菜(レタス)が「冷凍焼け」みたいになっていたと連絡が入る。ありがたかった。繭さん、ありがとうございます。

めったにないことだけれど、実は初めてではない。沖縄のホテルに野菜を送った時もレタス類が使えないほどのダメージを受けていた。冷風口の近くにダンボールがあったようだと、配送会社は説明したが、お客様には関係ないこと。

急いで、文章を作った。

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何も言わずに、もう注文しない人もいるに違いない。もっと早く書くべきだった。

たまたま友人にも野菜を送ったので、リストの中の<お願い>にちゃんと気が付いたか、確認。よし、ちゃんと読んでた。(読まない人もいるかもしれないですけどねー)

無人販売所に来るお客様の顔がわかって、どんな野菜が好きでよく買うかがわかって、家族構成やペット事情もわかっている、今の状態がとても心地よい。無人販売所や週末の委託販売は、毎日の野菜を買ってくれるNeedsとしての野菜の需要。

お客様のNeedsを満たさなければ、お客様のWantsを刺激しないだろうな。

こたろうトマトで初夏が来て、枝豆とおおもので盛夏になり、シルクスイートで初秋が来て、おおまさりで秋になる。プチヴェールと白菜で冬が来る。そして、いろんな野菜の菜花が出てきて春になる。

うちの野菜で那須高原の四季を感じてほしい。そこにきっと、こたろう野菜の価値がある。

長文読んでいただき、ありがとうございます😊

リフレッシュ講座もしていただいただきKanさん、一緒に頭を悩ませた受講生のみなさま、ありがとうございました!

#かん味処 #私の仕事 #価値 #農家 #考える





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