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ファンミーティングのお品書き
今週の金曜日、2021年7月9日で
『カレーとごまどうふの店 石本商店』は1周年を迎えます。
たったの1年なのに、とても長かった。
歳をとるに連れ、時の流れが早く感じるのは「人生の経験値」からくると言いますが、その理論で言えば、この1年は何も知らない赤子のようにもがいていた。だから長い長い、濃い1年になった。
オープン日にはたくさんの御祝いを頂き、店内がまるで植物園のようだった。
そういえばオープンした7月だけは
混雑を避けるため、そして確実に売上を上げるために、席チケットの前売りに必死こいて完全予約制にした。
年を明けた1月には大雪で客足が遠のいた。それでも助けてくださる常連さんがいたり、でも今考えるとお店に列が出来なかったのは大雪の季節だけだったかもしれない
住宅街ということもあり、たくさんのお叱りを受けたり、でも同業者からは繁盛していて凄いねと褒められたりで情緒がどこかへ飛んでいった。
あぁ、すべてが懐かしい。
たったの1年、ちゃんと繁盛したし、ちゃんと常連さんもできた。
たったの1年、生き方とか暮らし方とか働き方とか、そんなことから毎週作るカレーやデザートのことまでたくさんたくさん考えた。
作ったカレーは100種を超えるし、作ったデザートは50種を超える。そんなことをやりながらこの1年で2万個以上のごまどうふを手作りしている。
身体も頭もよく頑張った1年だった。
胸を張って1周年を迎えられる。
カレーを食べてくださった方、ごまどうふを食べてくださった方、応援してくれた方もそうでない方も、本当にありがとうございます。おかげさまで無事1年頑張れました。これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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有料ゾーンでは
7/11(日)に行われる石本商店の常連さんだけが集まるファンミーティングで提供しようと考案中のメニューについて書いておきます。
それではまたお店でお会いしましょう。
この記事は夫婦エッセイマガジン「カレーと、ごまどうふと、文章と。」のひとつです。水と土に妻が、月に夫が1000字以上の文章を書きます。月額290円。初月無料。ごまどうふ1こ(300円)と同じくらいの値段で、月10本ほどのエッセイが読めます!
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新潟でカレーとごまどうふの店を営む夫婦が、日々の気づきや、表じゃ書けない裏話などの「赤裸々エッセイ」を綴ります。
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