問題を正確に定義しないで問題解決はできるのか?~やまちゃんのぼやき~
ちょっと褒められたら嬉しくなって、すぐやる気になってしまう 分かりやすい性格の やまちゃん こと やまのい です。
問題がある状態って、本当イヤ。
問題を抱えていると、心にとげが刺さっているような、苦しい感じがして本当イヤ。
だから、ずっと問題は悪いことだ、と思い込んでいました。
なぜなら、問題=トラブルだと思っていたからです。
こんなに心を苦しめる、この「問題」ってやつは、いったい何者なのか。
問題とは・・・
現状と目標とのギャップ
ということは、目標が高ければ高いほど、現状とのギャップ(=問題)は大きくなる。
あれ?ということは、問題がたくさんあること、大きな問題を抱えていることって、つまり高い目標を持っている、ということ?
尊敬する上司が、「仕事で問題が起きたら、自分の出番だと思って、張り切っちゃうんだよね!」と言っていたことを思い出しました。
その当時は、「やっぱり出来る人はすごいなー、自分の力の見せ所だと思うのかなー」なんて、尊敬しながらも、スゴイ人だからそう思えるんだと、他人事のように思っていました。
今考えれば、その上司は、問題を「目標を達成するために、解決するべき課題」だと考えていたのかなと。その問題を解決すれば目標達成に一歩近づける。そう考えれば、なるほど、問題があるのは良いことで、問題が起きたら張り切っちゃうのも、なんだか分かる。
じゃあ、問題を苦しいと感じていた私は何だったのか・・・
現状の望ましくない現象をどうやって解消しようか、そればかり考えていたような・・。
つまり、現状と目標とそのギャップである問題、この3つを明確に定義できていなくて、現状の望ましくない現象と問題の違いを理解できていなかった。問題ではなく、望ましくない現象を解消しようとばかりしていたら、これはもうトラブル対応なので、苦しいのは当たり前。
以前に感じていた、問題を抱えていると、心にとげが刺さっているような、苦しさ。
これは、目の前に起きている望ましくない現象を解消しようとトラブル対応に必死になっていた苦しさ。
でも、今感じている問題を抱える苦しさは、ちょっと違う。成長痛かな。
問題があることは高い目標を持っている証だし、問題をひとつ解決すれば、高い目標に近づく。高い目標に向けて、自分が成長するために必要な痛みだと思えば、楽しく問題解決できるし、これからの自分の成長も楽しみになりそう。
問題、カモン。
やまのい(やまちゃん)
時々するどい考察を発信し、ゴールドラットメンバも唸らせる深い洞察力の持ち主。
ビジネススクールへ通ったりして学び実践するが、思ったような成果が出ず、モヤモヤしていた時期もあったことから、ゴールドラットチャネル「金の知恵」で成果を出し続け「自分らしく輝ける人を増やす」ことを目指している。
趣味はダイビングと旅行。一見おしとやかに見える?が、バックパック1つあればひとりでどこにでも行く習性があり、中身はおっさんという声もちらほら。