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金と一口にいってもその種類は千差万別である!!!
大嶋です。
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確か3年くらい前でしょうか。
当時、ロックバンドのキングヌーが流行り始めており、時代の流れについていこうと意気込んだワタシ。ボーカルの井口氏に寄せたつもりで免許証センター行ったのに何故か闇金ウシジマくんになっちゃった。っていう写真です。
おかしい。
自宅の鏡で見たときは確かに俺は超売れっ子バンドのボーカルだったはずなのに。外に出たら取り立て屋さんになっていた。
ゲレンデマジック的なヤツですかね。
私のどうでもいい話はここまで!!!!
今回は、みんな大好き「金」についてのお話です!ワーワー
皆さんは「金」と聞いて何をイメージされますでしょうか。
銀行の貸金庫に眠っている金塊?
海賊が夢見たお宝の金貨?
おじいちゃんの口元から光り輝く金歯??
実は、いま挙げたのは同じ金であっても種類は異なります。
18金、22金、純金等々。世の中にはおよそ10種類以上の金が存在しており、工業製品や宝飾品、仏具、記念品などでそれぞれ活躍しています。
先ほど例えに挙げられた金歯は主に18金、14金、20金で作られています。
一番低いのは10金、最も高いのがインゴット(純金)。
この両者の間には12金、14金、18金、20金、21金、21.6金、22金、23金、24金(純金)、が居座っておりそれぞれが純度に適した形となり、販売&買取が行われています。
(12金とか23金はかなり珍しい)
紹介した金種を見てみると、1人だけ随分と中途半端な金種がいますよね。
21.6金!!!
不思議ですねぇ。( ˘•ω•˘ )
では、純度を24分率から100%の含有率に置き換えてみましょう。
インゴット→99.9
24金→99.9
23金→95.8
22金→91.7
21.6金→90.0
21金→87.5
20金→83.5
18金→75.0
14金→58.5
12金→50.0
10金→41.6
9金→37.5
あら不思議!!!
含有率に変換すると21.6金はきっかりと90%になるんですね!
国内生産ではあまり見かけませんが、メキシコのペソ金貨やフランスの20フラン金貨、アメリカ合衆国のインディアン金貨などがその代表例です。
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そしてもう一つの疑問!
「24金より高いのがインゴットみたいだけど。でもインゴットも24金も同じ純金なんだよね?なんでインゴットの方が高いの??」
と思った方もいらっしゃるかと思います。
インゴットというのは、金の延べ棒や金塊がイメージされがちですが。
厳密に言うとそれには若干の誤りがあります。
こちらがインゴットです。
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①銘柄
(写真は三菱マテリアル)
②グラム数
③シリアルナンバー
④フォーナイン(999.9)
以上の4つが刻印されているのをインゴットとしていますが、刻印されているだけではダメなのです。
①の銘柄が“グッドデリバリーバー”でないといけません。
※説明しよう!グッドデリバリーバーとは世界の地金において基準とされているLBMA(ロンドン地金市場協会)のそれはそれは厳しい試練を乗り越えた者にだけ与えられる認定銘柄なのだ!!!!
現在、グッドデリバリーバーは34の銘柄が在籍している中、
なんと!そのうち13は日本の銘柄なのです!!!
ああ、素晴らしいよ!!!
MADE IN JAPAN!!!!
日本の技術力は世界一ィィィィィ!!!!
ちなみに、インゴット(純金)をあの形でしかもグラム数ピッタリで製造するのめちゃめちゃ難しいらしいです。
買取でグラム数が0.1gでもズレたら気をつけてくださいね。キリッ
って昔、卸先の人から聞きました。
他ではマネの出来ない技術と信頼性の高さ故にインゴット価格は24金よりも高いんですね。
以上、金についての解説でした!
少しでも参考になれば幸いです。
おしまい!
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