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「“青の都”サマルカンドと鉄人ティムールの立志伝」世界遺産の語り部Cafe #22

「“青の都”サマルカンドと鉄人ティムールの立志伝」世界遺産の語り部Cafe #22

今回の世界遺産は、ウズベキスタンの🇺🇿【文化交差路サマルカンド】についてお話していきます。

東西の文明が交差する“青の都”

 
ウズベキスタン東部の「サマルカンド」は、「シルクロード」のほぼ中心に位置し、紀元前から東西文明が交錯する街として、繁栄を極めてきました。

「サマル」は“人々が出会う”、「カンド」は“街”という意味があり、その名の通り世界各地の文化が交錯する地点でした。
 

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「英雄サラディンと少年王ボードゥアン4世」世界遺産の語り部Cafe #10

「英雄サラディンと少年王ボードゥアン4世」世界遺産の語り部Cafe #10

今回は、シリア🇸🇾の世界遺産 【クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーン】についてお話していきます。

クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーン

2つの名城は、いずれも「十字軍」時代を象徴する世界遺産です。

「クラック・デ・シュバリエ」は、1142年から1171年まで「聖ヨハネ騎士団」が拠点とした、当時の建築技術の粋を究めた難攻不落の名城として知られ

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「“タルタロスの進撃”とスピシュスケー・ポドフラディエにそびえる天空の城」世界遺産の語り部Cafe #3

「“タルタロスの進撃”とスピシュスケー・ポドフラディエにそびえる天空の城」世界遺産の語り部Cafe #3

本日は、スロバキア 🇸🇰の世界遺産【レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財】についてお話していきます。

東欧最大級の巨城

東欧最大級の【スピシュスキー城】は、スロバキアの首都「ブラチスラヴァ」から400キロほど離れた、レヴォチャ郡スピシュスケー・ポドフラディエに立つ名城です🏰

1780年に発生した火災でスピシュスキー城は廃城となりますが、元々は13世紀初頭に「

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