映画「落下の解剖学」〜「希望の灯り」の女優さんでした…
ここ3ヶ月ほど人生初の絶不調。
仕事は休み休み,睡眠は途切れ途切れ、やる気がまったく起きず。
今日は母が亡くなって初めて迎えた母の誕生日で、去年は一昨年は…とあれこれ思い出していたらすっかり沈んでしまった。
「いかん、いかん、なにか明るくなることを…」
と思う反面、
「ま、いっか。来年は今よりマシになってるよね。沈んでるほうがなんか楽…」
と思ったり。
まぁ、今までの私は長いこと人一倍元気で明るくよく働きました。
絶不調なのはその皺寄せ。
この絶不調をどうやって乗り越えられるか?
まったくわからないですが、
好調な時でも時々落ち込む日もあるように、
不調な時も時々上向きな日がある、と思って淡々と過ごしていくつもり。
好きな映画を見ていると、不調だからか?ハッピーなものより、悲しいとかつらいとかダークなシーンや内容に気持ちががよく動く、そんな自分についての発見も面白い。
映画「落下の解剖学」を見てきた
法廷での論争や交わされる会話から、事件の真相はいったいどうなの?
はもちろんですが、
いろんな場面で考えさせられることが多い映画です。自分がこの立場だったら?とも考えてしまう。
(この裁判の陪審員だったらどうしよう?とまで,笑)
見終わったらお腹が空いた。(笑)
視覚障害のある11歳の息子の葛藤が辛すぎる
主人公に英語の翻訳がつくもののフランス語で進む法廷どうなの?
これ、自分がその立場だったらかなり不利かも?弁護士と主人公の妻の関係は?弁護士はホントのところどう思ってる?
息子に付いてくれた裁判所の女性、グッジョブすぎ!
MVPは犬〜かわいいだけでなく体を張った名演技。グッジョブすぎ!
結局、夫婦の家事、子育て分担問題?ちょっと身勝手過ぎません?
結審後、早く家に帰ってあげようよ!11歳の息子がかわいそうだ。しかし、あの母にして子は早く大人になるのかな。
名作「希望の灯り」
「落下の解剖学」妻役のザンドラ・ヒュラーというドイツの女優さんが強気で印象的。
誰だろう?他の出演作は?と調べてみたら、
「希望の灯り」に出ていました。
大好きな映画ですが、同じ女優さんとは気づかなかった〜
フォークリフトがとてもいい働きをする映画で、ザンドラ・ヒュラーはこの映画のためにフォークリフトの免許を取ったらしい。(そりゃそーだ)
職場環境の悪さや労組の人間関係が描かれますが静かで温かい映画で、特に夜の街の灯りの映像が美しくタイトル通り「希望の灯り」だなぁ〜と感じたことを覚えています。
絶不調ないまこそ見直したくなってきた。