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ペ・ドゥナ作品に外れなし、の理由が分かった

10月11日、お誕生日おめでとう!

お誕生日前にLVのTwitterで見た2022春夏ウィメンズ・ファッションショーのペ・ドゥナが可愛らしすぎて衝撃!何度も見直してしまう…www

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お誕生日までに、noteにまだ書き終えていないペ・ドゥナ出演作について書きたかったのに、まだまだ書けずにいます。

でも相変わらず、映画やドラマを見直したり、過去のインタビューを漁ったりしているうちに、ペ・ドゥナという女優さんへの認識の間違いに気付き始めました。(ファンになって日が浅いので、後から知ることが多いのです)

役作りを自分の経験や過去の感情に基づくことは無い

一番認識が違っていたのは、いろんなところで読んだり見たりしますが、ペ・ドゥナの役作りについてです。

役に入る時、自分の経験や過去の感情に基づくことは無い、自分を一度無にして、そこから一から役を作り上げていく作業を毎回している

「空気人形」ののぞみ、「センス8」のサン、「私の少女」のヨンナムなどの役作りや撮影などは本当に大変だっただろうな、一体どうやって作り上げたのかしら?と素人ながらに思い、

一般人には想像できない多様な経験の中から得られる内なるものが、役に反映されるんだろうな、と考えていましたが、そうではなかったのですね。

毎回、ゼロになって一から作り上げる、って精神的にも大変、役柄や気持ちを想像したり理解する思考力、想像力、知力、運動神経がすごい、というか。俳優としての能力が高いことを改めて知りました。

「秘密の森」のヨジンのキャラクター

ドラマ「秘密の森」のヨジンの人間性、温かさは、ペ・ドゥナの作品の中で一番好きなキャラクターです。そのキャラクターはもともと脚本にあったものから、製作陣と議論の挙句、ずいぶん変わったそうです。

こちらのインタビューに詳しくありました。

(Google翻訳が分かりにくく怪しいが、かろうじてニュアンスは伝わる…?)

ペ・ドゥナの発言のなかで気になったところを引用します。(Google翻訳のママで失礼)

>(ヨジンの)「プロフェッショナルな部分をどれだけ念頭に置くか」が最も重要であると考えた。
>私が欲しかった暖かさはこのようなことだ。感情的な部分と結びつく暖かさじゃない、非常に有能で柔軟な人の余裕から漂う暖かさ。

>この女性は、子供の頃の漫画や<シャーロック・ホームズ>のような探偵小説を見ながら夢を育てたのだろうと思った。
>個人的な事情やトラウマからではなく、本当に純粋な心で社会正義を追求する人物だ。

>非常に金持ちの娘かもしれず、刑事生活をするために忙しい知ってみると服はすべて、高級であり、屋根裏部屋に住んでいる見るのがロマン的なそのような女性(笑)。このように、開いている面からどのように見れば、ファンタジー的な人物である。

「ペ・ドゥナの出演作にはずれ無し」の理由

ペ・ドゥナ大好きで、一番気になるポイントはここなのですが、

映画「クラウド アトラス」で、「空気人形」見たウォシャウスキー監督に呼ばれて、リュック一つで英語も話せずマネージャーも付けずにハリウッドに行ったペ・ドゥナが、

数年後、ばっちり英語を身に着けて、例えば「センス8」のように世界中を旅しながら、朝夕はアクションの練習、昼間は撮影し続けるような生活をする中で得た経験値を、(ほかの作品でも多くの多様な経験値を得たことでしょう)
韓国に戻ってからどうやって周囲になじませていったのかな、というところ。実はそうゆうところに関心があります。

30代半ば~現在のインタビューを見たりすると、自分のアイデンティティに基づく発言や意見をきちんと発信するようになっていて、
「私の少女」のようなインディペンデントっぽい映画に出演したり、あえて全く違う商業的なドラマにも出たり、時代劇にも出たり、モデルも続けたり、活動への自分の意志が感じられます。

「秘密の森」のヨジンの有能で柔軟な人の余裕から漂う温かさ、とは、
まさにペ・ドゥナの30代で得た大きな経験からくる生き方そのもの、なのではないのかな?

役を作るときに、理性で一から作り上げるプロ、というのはよくわかります。けれどその存在感とか、役柄のやメッセージ性の強さ、みたいなのはその経験値の高さがどうしてもダダ洩れしてしまうんではないかと思う。

きっと最初に私が感じた「ペ・ドゥナの出演作にはずれ無し」というのは、そこから感じられるものなんだと思う。
どんな役でもどんな作品でも伝わる、ということは、その経験値と努力と準備があってのことなんですね。

というわけで、お誕生日で42歳になられたわけですが、今後はどんな役を選んで演じるのか?どんな発言をするのか?また変化していくビジュアルにもとても期待しています!


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