LayerXのSaaS事業部事業開発(BizDev)のプロダクトフェーズに合わせた役割について

SaaS事業部の事業開発グループリードをやっています後神(ごかん)です。

■最初に(このnoteはこんな人にオススメです)

・SaaS事業部の事業開発は何をやっているのか気になる人
・今後、事業開発にチャレンジしたい人

事業開発の役割は何?

「非連続の成長を推進し、1~2年先の事業価値を創る」と位置付けています。

事業やお客様のことを理解し、解像度を高めるために、多くの打ち手を打つことが重要です。答えを自分自身が作っていくので様々な困難なこともありますが、圧倒的な当事者意識を持って取り組むことが重要になります。

BizDevは総合格闘技ですから、総合力が高い人材でなければ務まらないですね。P/Lも理解できないといけないし、相手を説得させるにはパッションも必要。右脳と左脳の両方を駆使して戦う必要があります。

https://www.fastgrow.jp/articles/raksul-mercari-event

実際にどういうことをやっている?

「新規事業開発」「パートナー(チャネル)開拓」「マーケット(エリア)開拓」をやっています。
SaaS事業部には複数サービスがあり、さらにそれぞれのサービスによってフェーズも違います。
そのため、事業フェーズに合わせて事業開発の役割が変わってきます。
フェーズ毎に分かりやすく、数字や定義を決めています。

①:0->1 立上げ期
顧客課題を解決できるのか?事業として売上を作れるのか?をゴールとしています。以前の記事にあるMVP(Minimum Viable Product)からMSP(Minimum Sellable Product)開発に重要な情報を集め、必要な機能を最速でリリースすることが重要です。

②:1->3 PMF初期
機能も多くない状況なので、まずは特定領域で価値を届けることができるのか?をゴールとしています。特定領域に必要な機能の情報を集めることが重要です。

③:3->10 PMF拡大期
複数領域でのPMFをゴールとしており、直販以外のモデルを検討しています。自社に合うモデルを探し出すことが重要です。

④:10->100 グロース期
③までに導入いただいている企業規模からは違う企業規模の企業様でも導入が進んでいることがゴールとしています。

①~④のどのフェーズにおいても総合格闘技ではありますが、個々人の経験や強みを活かしながら、事業価値を最大化できるようにチーム組成を行なっています。

SaaS事業が立ち上がって1年で、すでに3つのサービスローンチしています。今年もすでに2つのサービスローンチを予定しています。
今後も下記の図にあるようにどんどん増えていきます。プロダクトラインナップの拡充と同時に、リリース済みのプロダクトの顧客層が拡大していきます。
つまり事業開発の貢献できる領域が非線形で増えていくタイミングであり、仲間が全然足りません。「SaaS×事業開発」という、向こう10年のマーケットにおいてキーになる大切な役割を、自ら定義していくポジションを一緒に作りませんか?

最後に

3月1日(火)12時からTwitterSpaceでSaaS×事業開発について雑談します。
お時間ある方は是非ランチを食べながら聞いてみてください!

https://twitter.com/i/spaces/1RDGlgoADBOKL

興味を持っていただいた方や事業開発の情報交換をしていただける方は是非meetyを通じてお話しさせていただけると嬉しいです。

事業開発以外にも一緒に働いていただける仲間を募集しています。気になる方はぜひ採用ページをご覧ください。


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