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旅する糀菌


「枕が変わると眠れない。」


そんなことありますよね。

海外への移住や長旅の時は
持参する方もいると思います。


「日本食を食べないと生きていけない。」


そんな方はどうぞ
糀菌を持参ください。

エストニアから
世界同時多発味噌です◎



糀菌と日本食

アスペルギルス・オリゼー

海外ではなかなか難しい
日本食の自炊。

それは何故かと言いますと
日本の調味料を手に入れるのが
困難だからです。

アジアのインポートショップがあれば
日本の調味料は手に入ります。
しかし、お値段高めです。

醤油は海外でも人氣で売られています。
Soy Sauceとしてよくスーパーで見かけます。
でも、何だか満足できない氣が、、、

それもそのはず。
糀菌によって作られた醤油ではないからです。

味噌だって味醂だって、日本酒だって
糀菌から作られているのが日本の味。

糀菌は日本の国菌。
日本でしか扱われていないからです。

「日本の味が恋しい」

これを更に突き詰めると

「糀菌が恋しい」

ということになるです。



糀菌、エストニアへ移住

大麦糀

日本で愛用していた
枕を持って来るように。

糀菌も飛行機に乗って
海外へ連れて来ることができます。

日本の糀菌とのお付き合いは
室町時代にまで遡ります。

糀菌のみを純粋に培養した
糀売りが存在していました。

現在では技術が進み
より安定した糀菌を
ネットで手軽に購入することができます。

「もやし」と呼ばれる種糀は
氣候や湿度に関係なく
どこへでも持ち運べます。

私たち日本人は
世界中のどこへでも
行って良いんだよ。

糀菌は私に
そう教えてくれているように
感じています。


旅する糀菌

米糀


糀菌はカビの仲間です。

日本の氣候と湿度を好みますので
同じような環境を作ってあげてください。

そこで氣づく人がいるかもしれません。

海外に住む菌たちがいて
日本の糀菌がやって来れば
菌の世界はどうなるのか。

糀菌は外来種として
アメリカザリガニのように
そこの生態系を壊してしまうのか。

私は専門家ではないので
はっきりしたことなんて分かりません。

糀菌の特性は「調和」。

他の菌たちを
やっつけたり、倒したりしないで
仲良くなっちゃうみたいですから。

私たち日本人は
どこへ行っても
誰とでも仲良くなれる

糀菌は私に
そう教えてくれているように
感じています。



糀菌とエストニア

醤油蕎麦の実糀

日本から遠く離れたエストニアでも
糀菌は醸してくれています。

エストニアの食材とも
相性良く調和し
心も身体も豊かにしてくれます。

日本では出会うことない菌たちと
その土地の野菜たちと
出会い醸し出す味わいは
どんなレシピ本にも載っていない
特別なものになります。

きっと私たちも同じ。

世界中の人たちと出会い
つながりを持つことは
今までに感じたことのない
素晴らしいものが生まれる予感。


糀菌も私たちも同じ。

誰とでも仲良くなれる
「調和」のこころを持っているんです。


世界同時多発味噌

今日は30日!!

世界同時多発味噌の日ですよ!!

是非今日は

お味噌汁をいつもより味わったり
納豆をいつもよりネバネバさせたり
いつもより日本酒多めにしたり

発酵してくれている
微生物たちを愛してください。

私も愛してます◎

#世界同時多発味噌
#人類発酵の日







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