「ちゃんとした人リミッター」解除のためにHSS型HSPの自分を徹底分析
こんにちはジャンです。
HSS型HSPの気質を持つ僕は、現在「仕事で悩む人の相談にのる人」として活動しています。
(ライフコーチのようなものですが、名乗ると違和感があるので辞めています)
そんな僕は、「発信」「自己表現」が苦手です。
自然な会話の中では上手く喋ることができるんですが、140文字のツイッターでも1ツイートに30分以上かかるし、youtubeの台本は1人で作ると2日以上かかります。
自分が始めた仕事上、「発信力」「自己表現」は一番重要なのに苦手なんて矛盾してますよね(笑)
今回は、僕なりに「自己表現が苦手な理由」をまとめてみたので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
1.表現が苦手な理由を自己分析してみた
僕は人との会話の中では言葉を表現することが得意です。
ですが、「文字や文章」「youtubeなどの撮影」となると一気に表現できなくなります。
僕のツイッターやyoutubeなどをみてもらえると、表現力の程度が伝わるかと思います。
例えばこのツイート。
何か押し付けられてるような、こうした方がいいよ!というような感じだと彼女に言われました。笑
同じように、他のツイートもこんな感じになってしまうんです。
フォローしている人たちは、「分かる〜!そんな感じだよね!」と共感できるようなツイートばかりで、その人の性格とか人柄が伝わるのに、僕のツイートは「作った自分」のような違和感を感じるんですよね。
YouTubeに関してもカメラがまわると喋り方が変わるそうです。(彼女調べ)
自分で見返して思うのは、「まぁ硬い!笑」
これも「作った自分」のような違和感を感じます(笑)
「周りの人はできているのに自分だけ上手くできない」
「言葉に吐き出したいのに出せない自分って何もやれてない」
→「はぁ。自分って何もできないんだ・・・」
こうなってしまうと落ち込みへのカウントダウンの始まりです。笑
(最近はそんな自分に気づけたので落ち込まないようにしています。)
Twitter、Youtubeの両方に共通して言えるのは「作った自分」の気配を感じること。
じゃあ「作った自分の正体はなんなんだろう?」
次の項目でさらに深掘りしてみました。
2.「作った」自分の正体とは?
僕が「作った自分」の違和感を感じるのは、Twitterやyoutube上でのみです。
セッションや、普段の会話では違和感を感じることはありません。
ということは違和感の正体は
「何かの媒体を通して自分を表現するときにできる」ということですね!
なるほど。自分で書いてて納得。確かに何かを通すと伝えられなくなる自分がいる。
「でも、それが分かったからと言ってどう変わるの?」
考えた結果、僕の結論はこうです。
作った自分の正体は「ちゃんとした人と認識されたい自分」だと思います。
それは僕の子どもの頃からの潜在的な意識かもしれません。
長男でだったこともあって、僕は父に厳しく育てられ、よく叱られました。
今でも印象に残っているのは、小学生で宿題を教えてもらおうと思い質問すると、「問題が分からないこと」に対して怒られたという記憶です。
小さいなりにトラウマだったのかもしれません。
「問題を理解するよりも、怒られないように・・・」
「どうしたら怒られないか?」そんなことばかりを考えていました。
その影響もあってか、「自分を表現する」というより「ちゃんとした人でいなきゃ」の意識が僕の中では大きいみたいです。
SNS発信で気にかけてしまうのは、
「誰かの役に立つことを言わなきゃ」
「僕の私生活の話をしたところで誰が興味を持つんだろう」
ということばかりです。
「自分視点」で考えず、「他人視点」で発信を考えます。笑
「自己表現」のはずなのに「他人視点」っておかしいじゃないですか?
誰にも「ちゃんとした人でいなさい!」なんて言われてないのに。
勝手に心の中の扉を閉じちゃってる感じ。すごく閉ざされている感じです。
「ちゃんとした人リミッター解除には何が必要か?」
さらに考えてみました。
3.「ちゃんとした人リミッター」の鍵は何?
HSS型HSPさんの気質は
「HSP×HSS型」の両方の気質を持っているため、
好奇心旺盛で行動するのに(HSS型)、繊細な気質で気にして疲れてしまう(HSP)という感じですよね。
僕が「ちゃんとした人」でいるときは大体、HSS型の部分で突っ走ってるときなんです。
周りからは、「なんか面白いこと挑戦してるよね」「いつも楽しそう」「何でも器用にできるしすごい」
そんな「いつの間にか輪の中心にいる人」のような存在になります。
でも、僕の根っこの部分はそんな性格ではないんです。
「ちゃんとできてるかな?」「自分って何もできない人なんだけどなぁ」など、ちゃんとした自分とは真逆の性格です。笑
根っこの部分の自分に名前をつけるとすると「弱い自分」ですよね。
「弱い自分は見せるものじゃない」そう思うほど、職場やグループ間では「ちゃんとした自分」を作っていきます。
「本当はそんな性格じゃないのに…」
「素の自分で居たいのにな…」
そう思うと「ちゃんとした自分」でいることに違和感を感じ、次第に疲れていきます。
疲れると、その人たちと話す機会が減り、会わなくなっていきます。そのまま会わずに、友達も徐々に減っていきます。笑
「ちゃんとした人リミッター」はどうやったら鍵が外れるの?
僕なりにですが、考えてみました。
心の中に1つの扉があります。その扉の中には、「自分の素直な気持ち」が隠れています。
扉に鍵はなく、扉の内側と外側に小さな自分が1人ずつ居ます。
内側の自分→「ちゃんとしなきゃだめ!」と扉を引っ張る自分
外側の自分→「もっと自分を解放して!」と扉を引っ張る自分
いつも2人がドアを同じ力で引っ張っているので、鍵は開いてない扉なのに「素直な気持ち」は出てこない。
僕の中で、この2人はいつもお互いを理解できずにケンカしてるんです。
扉が開けば自然に「素直な気持ち」は外に出ていくはずです。
「じゃあケンカを止めてドアを開けるように心の自分を説得しなければ」
どうやったらケンカしている2人を説得できるか・・・?
逆に言えば、どうして2人はケンカをしているのか?
相反する2人は自分を認めたくないのかもしれない。
普通で居たくない自分(HSS型)
全部が全部普通じゃないでいるのも良くない自分
(自分だけの世界に閉じこもることになる)
仲良くなるにはお互いを認めてあげるのが必要かもしれない。
両方があることは分かるけど、認められてない。
「どっちかで居なきゃ」じゃなくて、「どっちの自分でもいい」
そうやって受け入れていくことで、心の中の2人が仲直りしていくのかもしれないですね。
4.まとめ
僕が「自己表現」が苦手な理由
それは「ちゃんとした人と思われたい」自分の気持ちからだった。
そんな「ちゃんとした人リミッター」を解除するために必要なことは、
「ちゃんとしなきゃ」「もっと自分を表現したい」という両極端な自分に、
「どっちもほんとの自分だよ」と認めてあげることなのかもしれない。
こうやって自分のことを一つ知るだけで、苦しかった気持ちがなくなってくれます。
だから僕は、「自己理解」をし続けるのかもしれない。
今回の分析も、1人ではできないので、彼女に喋りながら「自分の心の言葉」を、自分が得意な形で吐き出し、文字という形に変換してみました。
僕にはこのやり方があってたのかもしれないですね。
自分1人で解決できないなら、誰かに頼ってもいいんですよ。
でも、頼る相手を間違えないように気をつけてください。
HSS型HSPの僕は、彼女の前でも「ちゃんとした自分」でいようとしていたこともありました。
でも、彼女の接し方がいつの間にか扉を開けてくれて素の自分でいることができています。
頼る人を間違えれば、「自分は本当はこうじゃないのに」と苦しむ原因にもなります。
「自分を上手く表現できない人」には「相性の良い相手探し」は必須ですよ。
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決められた時間に会社へ行き、決められた仕事をし、行きたくもない飲み会に参加する。それが世間一般の普通。
「そんな普通ができない自分はおかしいのか?」そう考えモヤモヤする日々を送る。
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自分が悩んでいたとき
「自分と同じ悩みを抱え、それを乗り越えた人に相談したい。でもそんな人いない」という想いがあったことを思い出し、自分自身がその存在になろうと決意する。
それからは、自分の得意な「人と話す」と、HSS型HSPの強みである「興味あることにどんどん挑戦する」を掛け合わせ、同じ悩みを抱えてる人と話すことをしています。
僕は、普通という目に見えないものに縛られ、やりたいこともできず毎日をただ"こなす"だけの人生を送っていました。
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