自分の思いを伝える時は「どのように伝えるか」より「なぜ伝えるか」が重要。
こんにちは。
中学生になるまでの12、3年間、「ウェットティッシュ」のことを「濡れティッシュ」と本気で思っていたジャンです(笑)
「濡れティッシュって・・・笑」
そんな感じですよね?
ただ、これにはちゃんと理由があるんです!
聞いてください。
自分の家庭では、父親が物の名称を自分の感覚で、勝手に変換して呼ぶクセがあるんです。
例えば、使う時に音がなる「マジックテープ」であれば「バリバリ」、食べる時に音がなる猫のエサであれば、「キャットフード」のことを「ガリガリ」と命名したり(笑)
効果音を名称にするなんて、、、ほんと面白いクセなんです(笑)
だから、自分たち家族間でしか伝わらない言葉がたくさんあるんですよね。
そして、今ではそんな「名称」達のことが大好きなんです(笑)
ちょっと長くなりましたが、早速今日のお話に入りたいと思います!
今日は、「自分の思いを誰かに伝える時に重要なこと」について話していきます。
自分達は、日常生活を送る中で「常に、誰かに、何かを」伝えていると思うんです。
家庭や職場、友人や恋人など、伝える場面や内容も様々だと思います。
自分がそんな時に意識していたのは、「どれだけ分かりやすく伝えるか」という部分です。伝えたいことがあっても、伝え方が下手なために伝わらないのは嫌だなと思っていたからなんです。
だからこそ、会話するときでも文章を書くときでも、「例え話」を織り交ぜて分かりやすく丁寧に伝えるようにしているんです。
ただ、それでも相手に
「ん?今のどういう意味?」
「何が言いたいの?」
と言われることがあったんです。
その時は、自分の伝えるスキルが足りないんだなと感じ、”コンビニでカレーを買ってお箸しか入っていない時”ぐらいのダメージを受けていました(笑)
カレーにお箸って、、、あれは本当に、、、言葉では言い表せ、、
すみません脱線したので戻ります!
自分の思いや考えが伝わらない時は、「伝えるスキル」が不足しているんだなと考えていました。
ただ最近、話を伝えるのが上手くないのに、自分の思いや考えを相手の心の奥深くまで、しっかりと届けた場面を見たんです。
その時に、なぜ伝えるのが上手くないのに伝わったのかということを考えさせられました。
そして、自分なりの結論に達しました。
それが、今日のテーマである
「どのように伝えるか」より「なぜ伝えるのか」が重要
なんです。
分かりやすくなら
何かを誰かに伝えたい時は、「伝え方」を意識するより「なぜ」の部分である「理由」をしっかり丁寧に話そうということです。
これには、誰もが一度は経験している分かりやすい代表例がありました。
「遊んでばかりいないで勉強しなさい」
一度は言われたことありませんか?
自分は、、、本当によく言われていました(笑)
今思い出すと、ほんと勉強しない悪ガキだったので。
よく耳にする「勉強しなさい」って言葉ですが、これに「なぜ」勉強しないといけないかという「理由」を、丁寧に何時間かかってでも理解するまで、ちゃんと伝えている親ってどのくらいいるんでしょうか?
ちなみに、自分の両親は、、、(笑)
でも、もし子供が本当に「勉強する理由」を理解していたら、「勉強しなさい」と親が言わなくても自ら進んで勉強するようになると思いませんか?
ちなみこれって、会社とかでもよくあると思うんです。
上司へ新しい企画を提案する時や、アイディアを受け入れてもらいたい時とかです。
自分も経験があるんですが、その時って「なぜ」の部分より「どのように」を重視して話すんですよね。
感覚的に
「なぜ」 → 3割
「どのように」 → 7割
ぐらいかな。
正直、その割合で話をすると企画やアイディアは通りにくいんですよね。
逆に、「なぜ7割・どのように3割」の場合だと、承認される確率が上がるんです。
「なんでそんなこと分かるんだ」と思うかもしれませんが、正直感覚的なものなので、断言はできません。
ただ、自分が誰かに何かを提案された時
話し方や伝え方が上手く聞きやすい提案をしてくれるAさん
話は下手くそだけど、提案理由について一生懸命に話してくるBさん
この二人がいたら、自分はやっぱりBさんを選ぶと思うんです。
だって、提案される側も同じ人間なんですから、「なぜ」の部分にしっかり気持ちが入っている人には、やはり気持ちで答えたくなると思うんです。
ちょっと、話が長くなってしまったのでまとめます。
自分の思いや考えを誰かに伝えたい時は、上手く伝えることよりも、下手くそでもいいから、「なぜ」の理由をしっかり丁寧に伝えることが重要ということです。
「なぜ7割・どのうように3割」です。
最後に、下の2つの違いを、なんとなくでも理解してもらえたら嬉しいです。
【1】自分の思いを伝える → 聞いてくれるけど気持ちが伝わらないから興味をもたれない → もっと上手く伝えようとする → 伝わらないから自分の思いは受け入れてもらえない
【2】自分の思いを伝えたい理由を伝える → 理由を話すことで、相手が自分の思いに興味を持ってくれる → もっと聞かれる → 伝わったことで相手から自分の思いを受け入れてくれるようになる
今日のお話はここまで。【サンカイル】のジャンでした。