完全オレ流障害観56「当事者同士」
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応援頂いている皆さん、ありがとうございます。
前述した通りオレは今、発達障害を抱える当事者の漫才の相方がいる。
M-1グランプリ1回戦に挑むためにネタを一緒に作っている。
既にエントリー用紙は昨日大阪に郵送した。
あとはネタを用意するだけ。
しかし、このネタを用意するというのは、容易なことではない(駄洒落)。
どのコンビでも間違いなく大変な作業だ。
10回転職おじさん
過去オレは10回コンビを解散していて、ウーマンラッシュアワー村本さんに並ぶ11人目の相方となってしまった。
相方からはそこを理解をしてもらっているのが幸いだ。
どのくらい幸いか、まさに10回転職してるおじさんを採用してくれた大企業ぐらい幸いだ。笑
で、相方は前述の通り発達障害当事者である。
オレも発達障害当事者。
この点について、オレは今回漫才をするにあたり、かなり意識している。
提案と要約
相方は鋭い意見や提案を次々としてくれる。
オレは頭が悪いし発想が貧困でそれが全然出来ない。
また相方は言う。
「自分は意見が出せてもそれをまとめるのが苦手」と。
逆にオレはそれがそれなりに得意だったりする。
出してもらった意見をまとめる作業は前職、今の仕事等で嫌ほどやってきている。
聞き漏らさずに集中していれば、他者の話等を要約することができる。
たまに自分の言葉自体が上手くまとまらないときは、相方がわかりやすく要約してくれる。
相互理解
何が言いたいかというと、当事者同士というタイトルはつけたものの、そうじゃなくても互いに互いの苦手な部分を補い合うこと、カバーし合うことが何事も重要だ。
漫才は特にそうだ。
相方はツッコミが鋭いのでツッコミを担当してもらい、オレは堅苦しすぎてそれが相方にとって面白いみたいだからボケを担当することになったが、ボケとツッコミが個々の役割を全うしながら面白いものを協力して作っていく作業をコンビはやらなければならない。
その上でオレたちは発達障害当事者だ、漫才の補い合い以外に所謂障害の補い合い、相互に理解が必要なコンビなのであるということが言いたかった。
自分がどんな障害があるのかは、互いに発信、相手に伝えることが出来ている。
あとはそれを互いにうまいことカバーしながら1回戦当日までにネタを完成させていきたい。