完全オレ流障害観33「配慮事項の伝え方」

これもあくまでも障害者雇用で再就職してまだ数ヶ月しか経過していないオレの場合の話。

29で「配慮事項の見出だし方」について書いたが、今回は伝え方についてオレが心掛けていること。

自分の配慮事項が整理できたら、仕事をしていく上で、伝える「優先順位」を決めておくと良いかもしれない。

誰に伝えるのかは主に直属の上司とかかなと思うが、自分の配慮事項というものは状況や月日、業務習熟度によって変わってくると思っていて、少なくともオレ自身がそう。

面接で伝えたとき、入社したとき、慣れてきたとき、業務を覚えてきたとき。

または環境の変化、業務の変化によって、周囲からまたは上司から配慮してほしいことが変わってくる人もいる。

その都度、変わってきたかなと思ったときに紙とかノートとかに自己分析したことによって見出だした配慮事項をメモしたり整理しておくと良いかもしれない。


例えば面接のときは「ルールの理解が苦手」と伝えたが、入社したての頃は研修を受けたり部署の仕事に触れるにあたり「情報量が多いのが苦手」と思ったり、業務に慣れたら今度は「イレギュラーが多い業務が苦手」という感じで、何が苦手になるかはそのときそのときで違う人もいるはず。

その苦手に応じて、まず自分ではどうしているのか、次に自分でこうしていても限界があることによって相手や周囲にお願いしたいことは何かを面談の時間などのときに上司に伝えていく。

このときのポイントとオレが考えていることとしては、仕事で貢献すること、現場のことを自らも考慮しているんだという意欲が相手に伝わると、上司から信頼してもらえる確率が上がるのかなというのがある。

◯「ルールの理解が苦手」(自分の特性)
→「メモを取って意味や理由の理解につとめている」(対処方法)
→「しかしそれでも難しいときがあるので、私が間違っていたら必要に応じてご指摘頂きたい」(配慮事項)

◯「情報量が多いのが苦手」(自分の特性)
→「メモを取って聞き漏らし等を防ぐ工夫をしている」(対処方法)
→「メモが追い付く早さで指示して頂くか、メモを取り終わるまでお待ち頂きたい」(配慮事項)

◯「イレギュラーが多い業務が苦手」(自分の特性)
→「その都度マニュアルに書き込みして覚える努力をしている」(対処方法)
→「それでも習得に時間がかかっているので、この業務に関してはもっと慣れるまでは納期がなるべく長い案件を中心に対応させて頂きたい」(配慮事項)

※あくまでもオレ流の例です。


自分の甘えになりすぎないような言い回しで、仕事を頑張ろうとする意欲、自分でも克服の努力を伝えようとする姿勢を示していけば、上司からも理解を得られやすい、そうオレは信じて今日はこのテーマで投稿しました。

面談が設定されているときなどは、面談の前までに、どう伝えるか、何を話すかを考えておくと良いかもしれない。

では今回はこれにて以上。



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