生活上の今年1年間の振り返り 障害者雇用での再就職に至るまで
収穫
今年オレが収穫だったことは大きく2つある。
1つ目は就労移行支援事業所に9ヶ月間通えたこと。
2つ目は9ヶ月の就労訓練を経て、再就職できたこと。
今現在仕事は順調に出勤できていて、今年1年大きく体調を崩すことも無く過ごせたのも良かった。
就労移行支援事業所との出会い
1月に就労移行支援事業所を見学、体験利用。
2月から契約し、就労訓練と就職活動が始まる。
訓練の中で自己理解を深め、自分と向き合いながら仕事をする上で必要なスキルをがむしゃらに磨いた。
今年はこれまで以上に自分と向き合った1年となった。
職業訓練を受けられることは、オレは幸せなことだと思っていて、受けたくても様々な制約や事情があって受けられない人もたくさんいる。
そんな中でオレは就労移行支援事業所に通う選択を今年したことは、間違いなかったと言いたい。
そしてこの先も、あのとき就労移行支援事業所に通えて良かったと言えるよう、今やるべきことを頑張りたい。
そう思える訓練生活だった。
事業所の支援員さんは、自分の障害との向き合い方を専門的に教えてくれた。
それがあって今のオレがある。
1人だったら再就職なんて絶対無理だった。
誰かのサポートが無いと、長く働き続ける会社を探すのは無理だと思った。
だから障害者手帳を取得し、就労訓練を受ける選択をした。
内定からの入社
秋、今の会社の門を叩いた。
内定を頂き、手続きをして入社。
研修を受けて、部署に配属されて、仕事を覚えている真っ最中。
新人だから先輩方に迷惑はかけ続けているが、ありがたく思いながらがむしゃらに仕事に励んでいる。
で、そんな中オレはセルフでやってみたくて取り組み始めたことがある。
500円の分厚いノートを1冊購入し、自分の精神状態、業務の感想、業務上知った新たな自分、業務上起きた不調の対処記録、先輩方のアドバイスなど気付いたことをとにかく書いて文字に起こす目的で使用している。
これを続けることでオレは精神状態が今かなり安定していて、些細なことで大きく苛々することとかが無くなった。
誰かにお勧めしたり押し付けたりするつもりは無いが、オレ自身にブチハマリしている精神状態のコントロール方法になっている。
そしてこのノートには、自分の苛々を抑えようとしているときに頭の中で何が起きているのかも分析して記入している。
出来事に対して自分と向き合い、内側の自分に語りかけることで、周囲の状況や相手の事情をより冷静に見れるようになった。
無理矢理抑え込もうとすることは精神的に良くないが、そうではなく自然と抑えられるようになっている自分がいる。
だから今オレは自分に対して非常に安心している。
お守り
仕事自体は決して簡単ではないし、8時間勤務だから何かしらストレスに感じることがどうしても起こってくるのが仕事だ。
だがその向き合い方をオレは500円のノートで身に付けている。
不調の対処法は引き続きノートを通じて増やしていきたい。
このノートは必ず仕事の鞄にしまっていて、休憩中に読み返すこともある。
お守りになっている。
精神を安定させるお守りを、今年手に入れたのだ。
このお守りをこの先どう使うかはオレ次第だと思っている。
自己理解
前から言ってるがオレは発達障害者だ。
コミュニケーションも感情のコントロールもヘタクソだ。
そんな自分と本気で向き合って克服の努力と訓練をしてきた、そんな1年になった。
自分と本気で向き合っても決してバチは当たらない、それだけは言いたい。
目標
年が明けたら詳細に2023の目標を書くのでこの記事では生活上の振り返りのみとする。
上述した業務上のノートを通じて短期間ではあるが増やした成功体験は自分のためは勿論のことだが、世の中の同じ発達障害の方々の少しでもお役に立てるようだとなお嬉しいので、引き続きこのnoteやツイッターでも色々と発信していきたい。
11ヶ月前の1月1日に再就職するという目標を立てて、晴れて達成できたので、来年の目標は更に上を行く目標を立てて、文章がまとまったらまた更新します。
読んで頂いてありがとうございました。