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「GIFTON」と国宝「鳥獣戯画」。その関係とは?

こんにちはGIFTONです。梅雨の季節も近づき、どんよりとしたお天気が続く毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は大好評と噂のGIFTONオリジナルボックスのお話からスタートです!

GIFTONオリジナルボックスのヒミツ

これまで皆さまにお届けしたGIFTONのオリジナルボックスを見た瞬間に「これって!?」とお気づきになった方もいるかもしれません。

GIFTONのオリジナルボックスには、平安時代末期に描かれた『鳥獣人物戯画』(※以下『鳥獣戯画』)の中でも、特に有名な動物たち(カエル4匹とウサギ1匹)が繰り広げる名場面をオマージュしたイラストが描かれています。

もちろん、私たちがお届けするのは「GIFTON」ですから、登場するのはカエルではなく、4匹のブタさんと、そのおいしさにひっくり返っているウサギさんになっております♡

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おなじみGIFTONオリジナルボックス、大人気です!

“4匹のブタさん”でピンときた方は、おそらくGIFTONの大ファン、もしくは関係者ですね(笑)。

GIFTONのお肉は、北上で育った【ランドレース種】【大ヨークシャー種】【デュロック種】【バークシャー種純粋品種】を掛け合わせてできた「四元豚」。

オリジナルボックスの中ではしゃいでいるのはこれら4種類の豚たちです。そしてウサギはGIFTONを食べて、そのおいしさにひっくり返った皆さんの姿を表現しています。

ハンバーグやベーコン、ソーセージを食べたら、そのおいしさに思わずひっくり返ってしまいますよね?

細部に至るまで、いろいろなアイデアを出し合い、とことん考えたうえで、GIFTONのオリジナルボックスは作られているのです。かなりの想像力が必要とされる作業です。

ホンモノの「鳥獣戯画」を肉眼で確認!

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展覧会のポスターや看板はカラフル。カエルやウサギはもちろん、サルやフクロウの姿も!

東京・国立博物館では、国宝の『鳥獣戯画』全巻を見ることができる展覧会「特別展 国宝鳥獣戯画のすべて」が開催。くしくも、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で残念ながら会期途中に休館となりましたが、会期を延長し、6月1日(火)より再び開館の運びとなりました。

中断を乗り越えての開催のため、時間指定チケットもプラチナ状態に…(涙)。しかし「中断になる前の4月に展覧会に行ってきた」という某関係者から、展覧会の様子についてお話を聞きました。

GIFTONのオリジナルボックスのモデルにもなった、多くの動物たちがまるで人間のように遊んだり、お祭りをしたりする様子は、「甲(こう)」「乙(おつ)」「丙(へい)」「丁(てい)」と全部で4巻からなる『鳥獣戯画』の中の「甲」巻に描かれています。『鳥獣戯画』の中でも特に甲巻は大人気。そのため今回の展覧会では、密にならないように、「動く歩道」に乗って甲巻を鑑賞する、という画期的な試みが! 空港などで見かける「動く歩道」を博物館の中に設置する様子はニュースなどに目にした方もいるはず。(館内は撮影禁止のため実際の画像はありません!ごめんなさい)。

真っ黒な墨一色で描かれた『鳥獣戯画』。動く歩道に乗って鑑賞した甲巻の様子を少しだけお伝えしましょう。甲巻には、墨の濃淡や筆の強弱を巧みに使い、動物たちがまるで人間のように生活する様子などが美しく描かれています。まずは、ウサギやサルが川で水遊びをする様子からスタート。鼻をつまんで岩からダイブしています。

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GIFTONのオリジナルボックスのモデルとなった5匹の動物が楽しそうにしている姿もしっかりと確認(こちらが本家です、元ネタです!)

簡単にこの場面について説明してみますと…。

相撲勝負をしたカエル(一番右)とウザキ。結果はカエルの圧勝。見事に投げ飛ばされてしまったウサギはひっくり返っています。勝負の行方を見守っていた左側の3匹のカエルたちは、カエル圧勝の様子を見て笑い転げていますし、ウサギを投げ飛ばし勝利したカエル自身も気炎をあげている様子も伝わってきます。こちらは『鳥獣戯画』の中でも特に人気のある有名な場面です。動物たちの歓声が聞こえてきそうなくらい躍動的ですよね。ちなみに動く歩道の速度はゆっくり。焦らずにじっくりと鑑賞することができました。

●時代を超えて私たちを魅了する「鳥獣戯画」

4巻を合計すると44メートルもある『鳥獣戯画』。なぜ平安時代の人たちは、動物たちを擬人化し、見たこともない架空の動物たちを描いたのか、その理由は謎の謎。しかし、平安時代時代末期(12世紀頃)に描かれてから、現代にいたるまで、人の心を惹きつけるその秘密は解明されておらず、いまだ謎に包まれています。絵のタッチも甲巻と丙巻では全く異なることから、複数の人たちが描いていたと考えられています。

絵巻物の中で擬人化した動物たちの姿はとても滑稽。時代を越えて、私たちを虜にしているのです。実際にGIFTONのスタッフの中にも『鳥獣戯画』が大好きなメンバーがいます。

●GIFTONのおいしさにひっくり返る!

さて、話を戻しましょう。私たちがおすすめするGIFTON。もし機会があればオリジナルボックスに描かれた4匹のブタと「おにうま」状態でひっくり返っているウサギに注目してみてください。(最終的には購入された皆さんに食べられちゃうけれど…)動物たちの楽しげな雰囲気が皆さんに伝わるはず、伝わると信じています!

GIFTONを食べて、そのおいしさにウサギのようにひっくり返り、ブタのように笑顔になって欲しいという気持ちをこめて、今後もGIFTONは岩手県北上市から全国各地の皆さまに「おいしい」をお届けしたいと思っています!

文・写真(一部):水野春奈

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