ネットで記事を書こうと思いながらも、数年間足踏みしている人へ:誰でも不安に駆られます
タイトルを読んで自分に当てはまると思い読みに来てくださった皆さん、こんにちは。GOEMONと申します。
主な主張はタイトルの通りなのですが、自分もついこの間まで当てはまっていたので、どうやってこのマインドセットを変えられるのか、記事を書き続けられるのか、将来の自分へのメモとしても書き残しておきます。
そもそも、インターネット上で文章書いて公開しようと思うキッカケはなんでしょうか?
文章でお金稼ぎたいのか、皆に認められたいのか、自分の中の意見を吐き出すことで精神的な充足を得たいのか、仕事を得るためなのか。
動機は様々で、目標も人それぞれですが、記事を書き始められなかったり、記事を2~3本公開して辞めてしまい、また数年後に再開してみては辞める、といったことを繰り返している方は、普段こんなことを思うことがありませんか?
Twitterやnoteでバズってる記事を見て「こんな内容でバズるんだなぁ」とか「おれの方が詳しいのにな」、「この意見は間違ってるのに誰も突っ込まないじゃん」などなど。
ネットサーフィンをしていて、このような思いを抱く方は学歴が高かったり、実生活である程度の地位に付いてたり、特定の分野で実績を残していたりする方が多いかと思います。
だからこそ、自分の方がいい記事を書けると思い、目標は様々ですがインターネット上で文章を書いて、公開しようと考えるわけですね。
しかし、それがなかなか始められない、始めても続かない。
自分は完全にこのパターンでした。自分の得意分野の記事やツイートでバズっているものを見るとなんか悔しい。俺だったらもっと詳しく面白くできるのに…!! と、思うことが多かったのです。実際には書いてもいないのにです。
それで、その悔しさが絶頂に達してモチベーションも相まったタイミングで「よし、ブログやるぞ!」とか「今日からツイッターでバズ狙いのツイート作るぞ!」とか計画を立てるんですが、色々考えた挙げ句燃え尽きて何も公開せず終わるか、数記事書いて全然結果が出ずに撃沈する、ということを繰り返していました。
30歳になったのを機にさすがにこの繰り返しはヤバいと思い、とにかくアウトプットを増やそうという気合で何とか今は継続して記事を書いています。
しかし、どこかで燃え尽きる可能性があるので、その原因を解明して解決しようと思い、色んな本を読んでいたところ、シックリ来るし、記事を書き続けるために頭に入れておきたいものに出会いました。
アメリカのQAプラットフォーム「Quora」でトップライターとしても受賞経験のあるニコラス・コール氏の本からの翻訳。
まずは、誰でもネット上で文章を公開することは不安に駆られるということです。
文章を書こうとすると、僕と同じタイプの方は「ちょっと待てよ、これって本当に合ってるかな?」と不安になり、もう一度精査しがちです。これは悪いことではないし、医療情報など間違いがあってはいけない分野もありますから、必要なこともありますが過剰になるといつになっても記事を公開できないループにハマります。
精査して見直しているうちに、「そもそもこの考察を公開したら、どう思われるんだろう?」とか「よくよく考えてみたら、こんなこと言われなくてもわかるか」とか、色んな考えが巡ってきて結局記事を出さずに終わることもあります。
勇気を出して記事を出してみても、始めたてはまず読まれず、自分が想像してた1/10とか下手したら1/100ぐらいの人しか読んでくれません。独自ドメインのブログであれば、誰も読んでくれないこともあるかもしれません。
そしてその大変な記事の作業を数回繰り返すと、頑張って続けるモチベーションが無くなり、燃え尽きて更新しなくなってしまうわけですね。
では、ネット上で記事を公開する時に感じる不安はどうしたら無くなるのか、もしくは軽減できるのか。
ニコラス・コール氏が10年以上このような問題と向き合い、最終的にこれらの根源的な恐怖や不安は「後悔への恐怖」だと結論づけています。
彼曰く、今日の自分を共有することを恐れている、明日の自分はより良いものであると無自覚に思っているから、だそうです。
翻訳のせいか、少しわかりにくいのですが、僕が自分の経験に当てはめて考えると、確かにと思える部分がありました。
経済ニュースに関する記事を書こうと思っていた時に「今の知識だとまだ専門家とは言えないから、あれとこれとその3冊を読んだら記事を書き始めよう」とか「全くバズらないツイートは恥ずかしいから、バズってるツイートを30個分析したらそれを活かして始めよう」とか。
これまで何度、今、今日、書くよりも、本やら記事やらで知識を上塗りしてから記事を書いた方が良いものができるから、それを会得した後に記事を書こう!と思って先延ばしにしたか、正直数え切れません。
そして、先伸ばしにした結果、モチベーションの低下と共にやらなくなるのが常でした。
でも、ちょっと自己啓発っぽいですが、この本でみんなネット上で記事を書く時は不安に感じるものだし、今日書いたものがベストでないのは当たり前で、知識や経験を積んだら後でもう一度グレードアップしたものを書けば良いと思えるようになりました。
こう思えると、記事を書いて公開ボタンを押す精神的なハードルがめちゃくちゃ下がります。
最初の方は自分が有名大学の教授でも、上場企業のCEOでも、コンビニのバイトでも、ニートでも、どうせほとんど読まれません。
書き続けて、データを基に改善して、スキルを向上させて、段々と自信のライティングスキルと共に読者も増えていくものなので、「どう思われるか?」と不安になる必要もないし、今日公開する記事が100点満点である必要もないのです。
とにかく、書きたいと思ったらまず書き始める。継続して書く。継続して書く習慣が完全に形成されたら、そこから内容をアップグレードしていけばいい、そう思えました。
もし、少し前の僕と同じようにネットで文章を書きたい(書いた)けど、始め(続け)られない方が居たら、この記事で少しでも後押しできると嬉しいです。
それではまた!
サポートを頂くことがありましたら、主に投資資金としてありがたく頂戴しますm(_ _)m