壊滅的に算数ができないので、理系の人への憧れを熱く語る。
普段数字を扱う部署にいるのに、数字を読むのが苦手だ。
例)1,085,963,743円
とあるとしたら、
「えっと…、いちじゅうひゃくせんまんじゅうまんひゃくまんいっせんまんいちおくじゅうおく…」
と数えた後に、
「じゅうおく(えっといちおくはなくて)、はっせんごひゃくきゅうじゅうろくまんさんぜんななひゃくよんじゅうさんえん」と数えるのはもうしんどいので
「いちぜろはちごーきゅーろくさんななよんさん」と棒読みしかしない。
この方法の利点はミスは減る。しかし、実際いくらの数字を動かしているのか実感が湧かないのが難点。数字の羅列にしか見えてこないからだ。
てかさ、比べてみてもちゃんと読んだらめちゃめちゃ文字数増えるのな。皆ちゃんと読めるの凄いよ。
あと、よく数字を読み間違える。「6」と「9」を読み間違えるのは可愛い方だと思うが、私の場合は「6」と「3」、「3」と「5」(時々「1」と「7」も)を読み間違える。数字合わんなーなんでや?と思ったら上記を読み間違えていることがしょっちゅうだ。
故に私はいつも数字を読むときは声に出して、独り言をブツブツ呟いている。隣の席の人ごめんなさい。大学は私学文系だったので試験に数学がなくてほんま良かった。計算はもちろん電卓頼みだ。
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ちなみに数字を覚えるのも苦手。日本史も歴史の出来事や人名は覚えられたが、西暦や年号はついぞ覚えられなかった。
平安時代も好きだけど、出来事の順番はなんとなくわかっているけど、平安時代のいつ頃かはあんまり分かっていない(笑)。いつかどこかで整理せねばーとは思うんだけど。
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数を数えるのも苦手。
イベントの参加者の数を数えるときも
「いちにーさんしーごーろく…(あれ?どこまで数えた?もう一回)、いちにーさんしーごーろくなな(あー動かないで分からんくなる)、いちにーさんしー…」とエンドレスだ。
そして、よく数え間違える。
「いーちーにーさんしーごーろく…じゅうしちしゅうはちじゅうく!おし19やな。間違いがないようにもう一回数えとこ」
「いーちーにーさんしーごーろく…じゅうしちしゅうはちじゅうくにじゅう!あれ?20?? 1個増えた…。」
それはもしかしたらよく数を飛ばしてしまうのも原因かもしれない。
「いーちーにーさんしーごーろくはちきゅうじゅう。じゅういちじゅうにじゅうよんじゅうご…」
(実際には1桁ぐらいだったら数を飛ばすことはないけど、2桁になるともうあかん)
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いや、書きながらやっぱり今の仕事向いてない気がしてきた。。。とはいえ自分に何の仕事が向いてるのかよく分かっていない。
私の中では、漢字は意味や感情・温度があるので覚えやすいのだが、数字はとっかかりがないので覚えにくいのだ。
そんな訳で、数字には昔から苦手意識がある。
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故に理系の人に対して何故か無性に憧れがある。人は無い物ねだりだからだろうね。
理系の知識は地球を救うが(滅ぼしもするけど)、文系の知識は「人生に彩りが出る」とか、そういう耳触りのいい言葉しか言えない。
文章を書くことは好きだけど、それをお金にできるのは一握りである。(奇跡を信じて書き続けるしかないのだけど。)
ファイナンシャルプランナーや、簿記などの資格に興味はあるが上記の理由から手が出せないでいる。
数字とずいぶん長い間仲良くできていないけど、数字と仲良くできている人の話は聞きたい。そして、いつかは仲直りしたいものである。