下鴨納涼古本まつりへ
昨日は下鴨納涼古本まつりに行った。帰省と重ならなければ、毎年行っている。
下鴨神社境内糺の森で毎年行われている古本市で、道の両脇にテントが並び、国内外や大型小型問わず大量の本が並ぶのは圧巻だ。
カバーの段ボールの写真の古書店さんは店主さんが一つ一つキャッチコピーを手書きするらしい。「好き」を仕事にするのはいつの時代も難しい。
糺の森で行われるので木陰があるが、それでもかなり暑かった。
本が売れないと言うが、やっぱり人ってアナログの本が好きなのでは?と感じさせるぐらいたくさんの人で賑わっていた。猛暑にも関わらず、である。
洋書・古地図・仏教書などの専門書・文庫、たくさんの古本屋をひやかしながら歩く。すぐに汗だくである。
一緒に行った友人は鉄道に詳しいのだが、彼女の馴染みの古書店で「この資料はどうだい?」と、既に先にチェックしていた鉄道好き仲間に声をかけられていた。
知り合いに会ったら「いいものありましたか?」が掛け声のようである。貴重な資料や掘り出し物を求めて渡り鳥のように古書店を巡り歩く。
しかし、結局暑さで集中力が切れ、1時間ほどで退散した。
完訳日本の古典 『枕草子』(小学館)が一冊200円と安かったので、購入した。『枕草子』は有名な章段を読んでいても、全体を一読したことは無かったので、この夏の間に読みたい。
8/16まで開催しているので気になったら行ってみてほしい。たくさんの本との良き出会いがありますように。
サポートいただけましたら、勉強会や本の購入にあてたいと思います。よろしくお願いします。