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別々の方向を向くより、やっぱり私はあなたと何か作りたい。
以前は夏は好きでも嫌いでもなかった。むしろ、灼けるのが嫌いなので日中は外に出なかった。好きな季節は、春か秋だった。
なのに、今年は毎週末が恋しい。盆踊りにハマり、色んな盆踊りに赴いている。自然と友達もできて、夏が大好きになった。既に来年の夏が恋しい。
江州音頭・河内音頭・炭坑節・東京音頭などなど、色んな盆踊りを覚えた。けれど、ハマるとやっぱり深い沼である。
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どうしてこんなに盆踊りが楽しいのだろう。どうしてライブじゃなく、盆踊りなんだろう。
まず第一に、盆踊りは資格制ではないし、人に魅せる踊りではなく、あくまで一緒に踊るための踊りなので動きが複雑すぎないこと。見よう見まねでもそれなりに踊れること。
そして1時間ほど踊っていれば、上達すること。ハードルが高すぎず、ぎこちなかった外国の方もすぐ上手になっていた。それだけで達成感がある。
そして、もちろん誰でも参加できること。先生が生徒になり、生徒が先生になる。参加したいと思った瞬間皆が参加できる。
何よりあの一体感。グルーブ感。たくさんの人と踊れるとそれだけで幸せだ。多幸感でいっぱいになる。
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そこで私は気付いた。
私はやはり双方向のコミュニケーションが好きなのだ。そして、自分も作品に参加したい。
映画・ダンス・絵画・音楽・書道、作品と呼ばれるものは数あるけれど、完成された作者からのメッセージを受け取るだけだ。
それもいい。作者からのメッセージを自分なりに解釈し、味わうのも楽しい。
けれど、元々私は根がラテン系なのか、音楽が鳴り出したら自然とリズムを取る体質だ。ライブだって一緒に歌いたい。ダンスなら一緒に踊りたい。ジッとしていられない。だけど観客の私は拍手を送るだけだ。
それがちょっと淋しく感じる。あくまで私は外側の人間なのだと。
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noteで独り言を書き始めて2ヶ月目になる。その間フォローしている方にめでたいことや悲しいことがあったりしてコメントしたいと思うこともあったが、コメントには一切返事しないクリエイターさんもいるので距離感が分からずにいた。
私は古典が好きな人と双方のコミュニケーションをしたいと思っているが、なかなかそちらはうまく軌道に乗らない。
noteでまだ友達できない。笑。
私はやっぱり先生対生徒のような上下関係を作りたいのではなく、平等な関係でありたい。だから、大人数の人が聴講する講座は苦手だ。矢印はあくまで一方的だからだ。
今のところnoteでの矢印は私から発信の一方通行ではあるけれど、双方のコミュニケーションの場となるように期待したい。
最後になるが、盆踊りを主催される団体の皆々様に多大なる感謝を込めて。暑い中本当にありがとうございます。
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